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November 25, 2009
タカハシ酒造さん77回目の醸終祭
11月9日月曜日。三重県四日市の蔵元・タカハシ酒造さんの醸終祭がありました。
蔵内で行われる厳かな醸終祭。
かれこれ77年も続いているのです。
醸終祭については概要書を。
凛とした空気に包まれた静粛な時。
今、木桶仕込みが見直されていますが、タカハシ酒造さんは流行とはまるで関係なく、御神酒は木桶仕込み。77年前からこのスタイル。
しかしこの蔵内に、冷蔵設備はありません。
新嘗祭、もとは旧暦で行われたそうです。
11月9日に受け渡しの儀があるということは逆算すると…。新米の手配、気候条件ともに酒造りには大変厳しい状況にあります。
しかし、失敗はどんなことがあっても許されない。毎年、厳しい条件のなか、御神酒(おみき)造りに挑む蔵元杜氏の高橋伸幸さんなのです。
もちろん非売品。これを飲むには三重県で神主さん、氏子さんになることのようです。
出来立てのお酒を味わわせていただきました。
ミニ木桶にも。
木桶から柄杓ですくって盃に注ぎ入れることはそうそうできない体験で記念撮影。
(右)全部飲んだのではありません〜。皆さんでいただいた後の木桶の底です。残ったつぶつぶがいい感じ!
会終了後。
(左)浅草の『ニシザワ』タカオさんです。万歳してるのは坂戸屋・武笠陽一さん。(右)名古屋のごとう屋さん。
地元情報誌『NAGI』編集部の野木さん。次号Vol.39の特集は『地酒をたしなむ』。三重県内の蔵元、酒販店、飲食店がたくさん登場とか。
御神酒『三重の新嘗』を飲んでみたいというリクエストが多く、市販酒も用意。別タンクで仕込んだ伊勢の白酒があります。
そして四日市市内にある割烹にしむらさんへ移動。
大役終了後の高橋さん。顔がガラリと変わってホッの表情。おつかれさまでした。
もちろん乾杯は!伊勢の白酒。そして酸度3!? という牡蠣限定も。
にしむらさんのお料理。
オプションで烏賊げそ唐揚げも注文。純米のお燗にはこれでしょう。この夜のお酒ラインナップは武笠さんのblogを。
にしむらさんご夫妻。感じよいお二人です。
●前回訪問記(醸終祭もレポート)
Topics: event, ご当地もの, 日本酒 | No Comments »