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October 24, 2008
10月23日 EAT JAPAN in Tokyo Marunouchi報告
FOOD ACTION NIPPONの一環で開催されたEAT JAPAN in Tokyo Marunouchiは「大人の食育・食体験」がテーマ。神亀酒造 専務取締役(通称、亀専務)小川原良征さんが純米酒のワークショップを開きました。
お題は「旨い純米酒を守る、それは豊かな時間を育むこと」
「純米酒は日本酒全体の10%弱しかありません。90%は醸造用アルコールが入っています。なぜ醸造酒に蒸留したアルコールを入れなくてはならなかったのか、その背景には戦争があったのです」寒冷地で飲むための凍らない酒づくり!?
亀専務が大いに真面目に純米酒の過去、現在、未来を語ります。いい話が盛りだくさんで、聴けるのがたった50名とはもったいなさすぎでした。
純米について第一部、そして第二部は純米酒を実際に飲み、それぞれに合う肴で相性を確認。藤田千恵子さんが専務にせまります。
ほー、そー、なんと!!が続く専務の話。ホワイトボードには読みにくくてごめんなさいのやまよの文字が並ぶ。
ときどき照れる!?亀専務。
今宵はこんな豪華なラインナップ!
神亀酒造が日本で初めてつくったスパークリング純米酒”活性にごり”、そして神亀の最高位である純米大吟醸! 神亀のスタンダードである純米酒。大吟と純米は温度を変えて飲み比べました。別モノに変化するのを楽しみます。日本酒を楽しむ温度はひとつじゃない!
今回初めて知りましたが
純米大吟醸(40%精米)を1升つくるのに必要な玄米は、なんと3.75kg!!!
純米吟醸(50%精米)を一升つくるのに必要な玄米は 3kg!!
純米酒(60%精米)を一升つくるのに必要な玄米は 2.5kg!
そんなにぎっしりお米がつまっていたとは〜! 飲めば田んぼも救われる。高値で取引される酒造好適米は農家さんもやる気がでるというもの。いい純米酒が適正価格で昔のように売れたら、蔵元、農家、田んぼに日本にいいことだらけ。飲みましょうぞ!皆さん。飲むんだったらまともな純米酒!!
会終了後、亀専務が足早に向かったのは
新丸ビルの5階
新八さん。女将の愛さん。
亀専務のMy 箸とスプーン。常に持参。
亀専務は飲む前に必ずみそ汁を飲むのが習慣です。
今日はおつかれさまでした! かんぱ〜い。かんぱ〜い!ほっとした亀専務が、新八・佐久間Jr.に注ぐ。ミュージックセキュリティーズの担当おふたかたにも注ぎます。 嬉しい瞬間。
村公一さんのスズキが登場。2日間寝かしたそうです。新八では寝かせるのは長くても5日といいます。
滋味深い肴もあり。
いい話を聴いたあとの、純米酒のお燗は最高! イケメン蔵元(>ε<)に直でついでもらって贅沢すぎ! 日本酒っていいなあ〜を、しみじみ味わった夜でした。
Topics: event, 日本酒, 食料自給率 | No Comments »