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November 8, 2008
コンラッド東京「風花」11月のマクロビオティック
6日はコンラッド東京「風花」でマクロビオティック・クッキングサロンに参加。齋藤料理長の腕に改めて感動した次第。素材はまだまだ生かせることを痛感。
お品書きです。なによりも楽しみな「摺り流し」。この日は加賀蓮根。
月の井酒造店の無加糖のオーガニック梅酒。潔い酸っぱさに身体がシャキ−ン! 甘いのが好みの人にはメープルシロップが。
トップバッター「先付」。「蕪と原木椎茸、納豆掛け」という面白い組み合わせ。摺り流しは「加賀蓮根摺り流し」。とろみ感、甘みともに充分。
お椀の飛龍頭は丹波の栗入りです。作り方を教わりました。長鹿尾菜、軸菠薐草、金時人参、柚子添え。
一段、二段、三段…。
お弁当三段スタイルで登場。一段は、つくね芋湯葉巻き、割醤油、山葵。二段は野菜寿司。三段は焼き柿、赤蒟蒻辛煮、茸白和え、さつまいも羹、百合根おかき揚げ、海老芋空揚げ。
二段目の野菜寿司とは玄米です。マクロビオティック調理なので白砂糖は一切使われていません。米酢と塩のみで炊かれた寿司飯です。左側の細巻きはなんと「下仁田ねぎ」。葉の部分は海苔と一緒にくるりと巻かれ、野菜の美しさ滋味深さがじんわりと味わえました。
炊き合わせです。透明なごま油でいったん揚げ、油抜きしてから煮含めたという大根。口に入れると精進出汁のこく、そして身がほろり。大根の茎は隠し包丁を縦に細かく(はものように)入れてあり、「一物全体」をスマートに美しく生かす工夫が。高野豆腐、春菊とともに。
炊きたての釜炊き玄米ご飯を茶碗によそう齋藤料理長。
玄米ご飯にはごま塩と香の物が。
そして〆は、茶懐石スタイルで湯桶が登場。玄米ご飯をさらりと食べる提案です。湯桶には煎り玄米と塩がいい塩梅で。
広島からわざわざ参加してくれたケニーさんの奥さん。納豆を生まれて初めて食べたそうです「おいしい!」を連発。齋藤料理長のマジックです。これが↓その納豆がかかった一品。一瞬、蒸すのだそうです。なるほどの技!
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