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November 13, 2008
隠岐の島 海士町の食3
海士町の人は「餅投げ」が大好きという。「食の感謝祭」のラストイベントも餅投げでした。紙袋の口をあけて待つ人、両手を一杯に広げる人、始まる前からそれは大変な盛り上がり。スピード感ある堅い餅は当たると痛く危険!という事を知る。福もらいの意味+キャッチャーゲーム的な面白さがあるんでしょう。
海士町ではさまざまな「食」にチャレンジしています。島で作られた塩があるので梅干しにも着手。↑梅の木。
果肉やわらか、ドリップもたっぷり。香りはプラムのごとく、いい塩梅の梅干し。
島内では蕎麦の栽培も盛ん。ツヤ子さんが育てて打ったゆで蕎麦を購入。右は醤油代わりという「こじょうゆ味噌」。島の定番です。このままで良し、刺身につけて良しと万能選手。
島内風景。豆のはざかけ。家の横にある自家用の畑は「しゃん山」と呼ばれています。しゃん山はどの家にもあります。
クロモジの木をお茶にした香りのいい福来茶(ふくぎちゃ)。CAS(キャス)という冷凍機械を使ったシーフードフライ定食。どちらも菱浦港に併設したキンニャモニャセンター2階「船渡来流亭(セントラルテイ)」で味わえます。
午後、玉さんと合流し、田中みゆき嬢と一緒に夕ご飯を食べる。昨年オープンした隠岐牛を食べさせる焼き肉やさん島生まれ島育ち 『隠岐牛』 店に行きました。
なにか…。
やまよは白イカと野菜焼き、めかぶを注文。白イカもCASで冷凍したものとか。旬の時にまとめて冷凍するそう。野菜には「こじょうゆみそ」がつく。酒の肴にオツでがす。
”めかぶ”がある焼き肉やも少なかろう。隠岐の島、海士町だけではないかと思う。焼くと鮮やかな緑色に様変わり。味はまあねえ…といったところ。 物足りないので、メニューにあった干物を注文。「干物=イカ、めざし、味醂干し」と3種類。ほどなくしてきたのが
なに〜?
イカの干したのってスルメだったの? こりゃ驚いた。
それと、めざしってどれ、どこっ。
「あのぉ、めざしは?」
「はい〜。ないんです」
最新設備のCASはどうしたっ!
しかし、焼く必要がない素材がくるってのも、ロースターを前に寂しいもんです…と、そんなこと言ってもしょうがないので、めざしならぬカワハギ、スルメ、味醂干しをぽそぽそつまむ。でもやっぱり、さびしー。
宿はマリンポート海士。海に面した絶好のロケーション。窓一面の海。フェリーや高速船が目の前を通過。
びゅーんと高速船が行く。
カラスかぁで夜が開けて、朝食タイム。
がっちょーん。冷たく堅い鯵の干物と、冷凍を解凍した県外産の納豆。ハムッ、むはっ。袋から出したであろう佃煮。さびしーagain。
お昼は海士町役場の青山さんの案内で定食屋さんへ行く。
おぉっ、お品書きが多い。なんでもある! 選択肢がある!!
左端に注目! 名物サザエカレーだ! 迷います〜。
青山さんは焼きそば定食。そうきたか。
日替わり定食にしました。新鮮な鯵のお刺身と煮魚、煮物、郷愁のマカロニサラダ…。朝よりずっと素敵。でも、煮物が歯にしみるほど甘かったです。
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