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November 22, 2008
宮崎その3 農園ぴくにっく
グリーン・ツーリズムが楽しめる「農園ぴくにっく」でランチタイム。駐車場から歩けども歩けども、なかなかつかない。すきっぱらにはツライ上り坂。ようやく案内看板が! やった〜…と思いきや「もうすこし、がんばって!」ヌカヨロコビ。まだ、歩くんすか(汗)
汗をかきかき、ようやくたどりつきました! 標高100メートル。見晴らしよくていい所です。
石釜に、薪がたくさん積まれて。これが名物のピザとパンを焼く窯。
「いらっしゃ〜い」と、古谷元一さん。「あの坂大変だったでしょう。でも、お腹がすいていいんですよ!(笑)」
ウエルカムドリンクはアップルミントの水だしwater。
昆布と塩、砂糖、油以外は、ほぼ自前!
ご当地名物の「蟹まき汁」を山芋でアレンジした奥さん昌子さんの創作汁。右は、モチモチのそば豆腐。
歯触りがいいタケノコに、さっぱり青菜のおひたし、酢味噌がけ。
おばあちゃんが担当の煮しめ。皿右端の赤芋がねっとりおいしい! 右は郷土料理の「がね」。サツマイモの甘い天ぷらです。鹿児島にもありますが、ここのは生姜を入れるのが特徴。
自家製こんにゃく。ぷりぷりとろりの柔らかな食感。アクはストーブの灰を使うそうです。薪も自前。
デザートタイムに出たのはシナモンティー。根っこを天日乾燥したもので、樹皮とは香りも甘みもまるで違います。とっても甘いのにビックリしました。一緒に食事した、ホテル北郷フェニックスの深水料理長(やまよと同い年)が懐かしそうに「子供の時、学校帰りのおやつはニッキ。皮そいで口に入れて帰ったもんです」宮崎の県南地方の子供のおやつはニッキ! しかし、毎日恐怖だったでしょうね、ニッキの木∑(゚д´;ノ)ノまたきた
ブルーベリーも自家製。あつあつのジャムを出してくれました。桜の枝のフォークは元一さん作。
昔は農業兼養豚業をしていた元一さん。最盛期は豚5000頭!も手がけていたそうです。身体が悪くなり、継続が難しく……。そんな時、グリーン・ツーリズムの存在を知った昌子さんが「こんな農業もある!!」と元一さんに提案し、方向転換。
5000頭時代は目が三角に釣り上がり、人相が悪く、子供たちが怖がって近寄らなかった!?そうですが、今は「毎日が楽しい!」と笑い顔の元一さん。家族全員で野菜をつくり、豚さんも数を減らして飼い、グリーン・ツーリズムで多くの子供たちを喜ばせています。
手作りは野菜だけではありません。机も椅子も、お風呂もなんでも手作り。これは飫肥杉の板を譲り受けて作ったテーブル。
庭には気持ち良さそうなハンモックが。食事、体験のほか、宿泊もできます。一日ひと組限定です。
働き者のおばあちゃんと古谷夫妻。人間らしい暮らしがありました。
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