February 27, 2010
獺祭2010新酒の会
前日引き続き獺祭話。2月12日に開催された「獺祭2010新酒の会」に出席。
蔵元の桜井社長の挨拶。去年は値上げについての説明。今年は3月末完成予定の新蔵話しが盛り込まれました。
今宵の獺祭オールスター。
桜井社長の言葉から。新蔵について
「合理化を求めるのでなく、小規模な仕込を積み上げて6千石を醸造します。従来の日本酒業界から見れば、異端の製造方式の酒蔵です」
倒産寸前だった蔵をついで24年。
「数量で4倍強。金額で10倍強になりました。30年以上縮小が続く日本酒市場で、皆様のご愛顧は得がたい、ありがたいものと感謝しております」
純米大吟醸のみ、山田錦だけというわかりやすさ、味の方向性、そして価格設定。この3本柱が明快なメッセージとなったように思います。
乾杯のご発声は「ぼくらの七日間戦争」映画監督の菅原浩志さん。人気映画の4要素を皆さんご存知ですか?と。なんでも「愛」「生」「死」「戦い」なんですと。
この4要素が「獺祭」にはあるという!?
また、とある海外作品の乾杯シーンが日本酒だったものの、銘柄が○○○で、残念だったとも。「獺祭をハリウッド映画に!」と、なんとも元気のいい乾杯となりました。
いよいよ試飲タイム
試飲台の背後に冷蔵庫完備。(右)「純米大吟醸48 寒造早槽」11月〜3月の期間限定しぼりたて。どうして48という中途半端な数字かといいますと、39と50のブレンドという。確かに磨き(精米)48とは書いてありません。まだまだ知らない獺祭隠れキャラあり。
純米大吟醸しかつくらない。
山田錦しか使わない。
銘柄名はすべて「獺祭」。
と、他蔵より、ずっとわかりやすい蔵元ですが、それでも種類ありすぎます。この日のラインナップは17種類。精米歩合の差、搾り方の差、泡モノ、おりがらみ、期間限定などなど。全銘柄制覇は今回も難しかった。
頼もしいスタッフ(左)大平由美さん。(中)越七さん。(右)旭酒造の木下さん。
(左)お腹引っ込めて注ぐ寺田さん。(中)フランス人研修生セリックさん(漢字得意で魚ヘンの漢字がすべて読めるという)。(右)人気の発泡にごりが氷水にチャポン。
1種類だけあるお燗酒用の「温め酒50」。鍋に瓶ごとちゃぽん。いい湯だな〜状態。
(左)久しぶりにお会いした藤原さん。奥様が境港市出身なんです。ますます元気で活躍中。 (右)3人で記念撮影。おないどしの寺田さん、顔、オモシロすぎだから。
『純米酒BOOK』を持っていた南sisters。嬉し恥ずかしでした。でも、ありがとう!
〆は桜井Jr.がつとめます。すがすがしい挨拶はまるで活性にごりのごとく。
桜井社長の笑い方、腹話術の人形を思い出すやまよであった。
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