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March 1, 2010
蟹とピノノワール
昨年試して好評だった境港の紅&ずわい蟹とピノノワールを合わせてみるの会。バレンタインdayに今年も再び。ひと言発信であっと言う間に定員に。蟹の力恐るべし。
蟹は川口商店から。そして野菜を近藤けいこさんから取り寄せました。
まずは紅ずわいの浜茹でをひとり1杯ずつ!
写真を撮る皆さん。
↑ 初飲み! マヴィ田村さんが最近見つけたというオーガニックなシェリー(カテゴリー的にいうとシェリーに分類。シェリーと同じ製法=ソレーラ法で醸造し、7年以上樽で熟成させたワイン)。シェリーはアルコールを入れるのが当たり前かと思ったら、これはなんと醸造用アルコールを入れていないというドラド セコ。香ばしさよし、キレもよし、食前、食中、食後にもよさそう。古代製法だそうです。手間さえかければ、ケチらなければ、アルコール添加なくても出来るんじゃん!という感じ。いや〜、アル添の有無より、何よりおいしくて驚きました。
紅ずわいとずわい蟹の区別を説明。食べ方指南後「いただきまーす」
そして合わせる飲物は赤い泡。ピノノワール100%です。
この両者のほどよい甘さがぴたりと合い、泡のキレの良さが、蟹のうまさをあげ、口を爽やかにし、次へ向かわせる勢いがつくのです。
蟹にあうお酒は難しいと、日本海育ちのやまよは思います。第一、蟹を食べている時は忙しくて飲むどころじゃない(笑)
そんな中で、ピノと蟹のマリアージュは参加者一同、おおいに納得するものでした。酸のキレのよさは日本酒よりもあう(茹で蟹、焼き蟹)。それから足つきグラスの方が、蟹を食べる時は便利。蟹を触った手で盃は持てません。
足のつま先?! がスポリと出た所。何も使わず身がスポリと出ると感激。そして辛い(ツライじゃなくてカライ)白へ。
ぴろこさんが作ってきたバーニャカウダ2種。ひとつは普通にアンチョビで、もうひとつは柿太水産の糠いわしで。後者は個性派ですが、加熱するとすこぶるウマウマに劇変!
この会は料理を作りたい人が作る。調味料は持参!とおふれを出したら、皆さんこの通り、富士酢や蔵の素など、好みの調味料を持ち込んで。
そして次のワイン。(中)遅れて参加のJUNKOさん。もとはと言えばJUNKOさんが「境港の焼き蟹とアルザスのピノが合ったの!」と私に教えてくれたのがきっかけ。その焼き蟹は境港の魚山亭で食べたという。魚山亭(境港市観光ガイド)。
(左)フードコーディネーターの星野奈々子さん。(右)弁護士のショウコさん。「蟹に関する法律相談だったら引き受けます!」にオオウケ。頼む人がいたら見てみたいぞ!
アジアンフードコーディネイターの島田孝子さん。最新号エル ア ターブルの「30分フードバトル!春巻き対決」で登場しています。赤坂「HanaCAFE」で料理人としても活躍中。
紅ずわいの次は松葉蟹! おだやかなロゼで。
稲垣知子さんが蟹パスタに挑戦! 蟹を食べる前に全員で蟹の端っこを供出し、それでスープをとり、生クリームではなく豆乳で仕上げてくれました。生クリーム苦手なやまよは超嬉しいレシピでした〜!
こんな感じ! これがめちゃうまソースでした。マヴィのワインは動物性脂肪でカバーする料理より、素材の味をストレートに生かすものに合う!と、あらためて実感。
野菜料理もいろいろ食べて、白がつづく。14人だといろいろ試飲できてちょうどよい人数。
エデルツヴィッカーも!
男性陣が知子さん指導のもと蟹をムキムキ。
蟹豆乳クリームパスタの完成!見た目はシンプルですが味わいリッチ。そこで、あらためて泡。
さわやかにリセットです。
サインはVが蟹のVに見える!? 赤坂サカスでひるちゃん(編集した本はコチラ)と。頭上のチカチカライトがきれい、赤坂は都会だな〜。
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