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November 27, 2008
鳥取飯酒(藩主)、江戸城に参勤交代!
11月23日勤労感謝の日は、松崎晴雄先生の日本酒市民講座。第86回目は我が故郷・鳥取県の酒を飲もう!会。その名も「鳥取飯酒(藩主)、江戸城に参勤交代!」
故上原浩先生のお膝元県であり、純米酒の普及に力を入れています。鳥取飯酒の活動内容はコチラ。会の前、打ち合わせ中の松崎晴雄先生と鳥取県庁・木村敬さん。木村さんとはお酒を通じて知り合った仲。東大時代から日本酒界にどっぷり関っている強者です(酔った姿を見た事ない)
オープンしたての鳥取県アンテナショップ。その2階に開店したトットリーネで開催。県産食材オンパレードのイタリアンです。
この夜は今、注目される鳥取の蔵と酒がセレクト。米は復活栽培した「強力」のお酒が集められました。強力の水平飲み! 強力はロシアの文豪と同じく「ゴーリキ」と読みます。
オレンジ色の法被、小谷藩主も鳥取から参加! 陰の知事!? 本業は亀甲やの社長です。甘辛両党の頼もしいお方。インターネットを使った鳥取県ジゲおこしインターネット協議会 ZITの会長としても有名。
はじまりはじまり〜
なぜかメガホン。工事現場みたいです。
松崎先生から、鳥取の酒のポジションや、吟醸酒ブームで脚光を浴びているエリアであること、また、県をあげて純米酒づくりを推進している話。そして「鳥取飯酒」に託されたメッセージの説明などがありました。みっちり勉強、そしてきき酒のあとは懇親会に突入!
鳥取県出身ということで乾杯の音頭を。 妖怪酒飲みぬらりひょん。上原先生にならって「一に蒸し、二に蒸し、三に蒸しー!」ヽ(^。^)丿
鳥取酒の特徴。
代表的な辛口の産地で、新鮮な魚介類と相性が良い。山陰地方の特徴、濃醇型であること。
(右)倉吉のカリフラワー+ホタテ貝のスパイシーソテー。
優良な酒造好適米の産地でもある鳥取県。「強力」はこのような環境を背景に復活栽培されたという。
(右)網代港のタラのペースト、香草パン粉を詰めた日本海のしまめいか。
出雲杜氏、但馬杜氏の交差点である鳥取。そして米の醇味を引き出した、正攻法(まっとうな)酒づくりが特徴。「相撲に例えるなら真っ向からよつに組んで寄り切るよう」と松崎先生。 松葉蟹も解禁となりました。賀露からの松葉蟹とアサリのトロフィエパスタ。
強力の味の特徴は「酸味や苦み、渋みがきいた野趣のある風味」。和食以外にもマッチする、食中酒としての可能性があると松崎先生。確かにどの蔵のお酒もしっかりとした酸がありました。
強力を楽しむ女子グループ。肌つやぴか。女子力を上げるには純米酒に限る!?
●飲んだお酒記録
いなば鶴五割づき「強力」 中川酒造
君司「強力」 君司酒造
日置桜 純米吟醸「伝承強力」 山根酒造場
純米大吟醸強力 中井酒造
純米吟醸 鷹勇 強力 大谷酒造
純米吟醸 強力 千代むすび酒造
いなたひめ強力 稲田本店
Topics: ご当地もの, 日本酒 | No Comments »