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March 19, 2010
秋田の酒を楽しむ会 その2 試飲会
太平山の小玉さんが手にしたお酒は「津月」山田錦100%使用。秋田流生もとづくりの無濾過純米吟醸酒。あの居酒屋でお燗してくれなかったお酒です。今、国際線で飲めるそうです。くるくる回る飛行機の模型がおちゃめ。
6号酵母発祥の蔵、新政の佐藤祐輔さん。最初にコンセプトありき!のお酒づくり。甘い、酸っぱい!? 85%のお酒など、味わいはっきりの個性派ラインナップ。酒蔵からのメッセージが裏ラベルにしっかり書かれ、どんなお酒か読めばよくわかります。
佐藤さんが手にしたのは純米仕込みの貴醸酒「陽の鳥」。貴醸酒とは仕込み水の代わりに酒を使うという贅沢な仕込み。酒を酒で仕込むんですから(しかも余った普通酒ではなく、純米酒!)。キャラメルみたいな面白い甘さがあります。(写真中)「山ユ」。蔵ではすでに完売の商品。おいしいからか&つくりが少ないからか!? どちらにせよ完売は素晴らしい。(写真右)祐輔パパ。行列できるくらいの人気ブースでした。
天の戸さんです。焼酎に使われる黒麹を使ったお酒なんてのもあります。天の戸さんは米を削らない「美稲八0(うましね はちまる)」あり。80%精米の酒を手がけたのは早かった。このハチマルは一升瓶で2000円justとリーズナブル(すぎるほどの)プライス。「磨かないことの誇り」があると蔵元。
夏田冬蔵・絵日記blogは写真きれい。蔵の様子がよくわかります。
飛良泉さんといえば山廃蔵。最新の12号酵母使った「山廃純米 マル飛 №12」はジューシィで酸味がきれい。おいしさ、へ〜ほ〜でした! 12号は今回、多くの蔵で使われていました。バナナの風味と言われますが、蔵により、フルーツのイメージが変わります(笑)
「囲炉裏酒」は一升瓶で2363円という企業努力の晩酌酒。味わいやさしくお燗でのんびりだらだらやるにはいいお酒です。よかったけれど、名前がどうなんでしょう。。。「囲炉裏酒」気持ちわからないではないけれど、そそられるのかなあ…とちょっと心配。だいたい漢字が読めるのか? イメージができるのか? そもそも囲炉裏を知っているのか?? 囲炉裏と言われて酒に何を期待するのか、ですね。
でも、どこの蔵もがんばってます。ワインと比べてほんと〜に日本酒は安いと思います。
つづく
柴田書店の「居酒屋」編集長の池本さんことイケちゃん。「純米酒BOOK」持参で登場。びっくり&ありがとー♡
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