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三重県熊野 超辛めはり

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熊野の名物といえば、高菜の塩漬け。漬けた葉っぱでご飯を包んだ「めはり寿司」が有名です。旬は冬で今、収穫と加工が始まったばかり。
その熊野の中でも ”飛鳥たかな生産組合
さんは、「原料/高菜、塩」のみ!と潔い漬け方。
高菜といっても品種はいろいろですが、ここの高菜は表面が紫、裏面が緑という妖艶な「赤大葉」を栽培して使用しています。

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幅が15cm以上、丈は27cm以上が1等品。その基準を満たしても、葉に穴があいていたら2等品。サイズが基準以下で、穴があいたものは三等品と厳しい。これは三等品の「三ト」。
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三等品の赤大葉を持つ、やまよ。顔がおおえるくらい大きくて立派。でも「三ト」
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高菜を漬けるときの4大原則!が掲げてありました。なるほどなことばかり。

では畑へ見学に。

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ご案内は「飛鳥たかな生産組合」の副組合長の坪井里枝さんです。この組合は珍しいことに役員全員が女性! また全員、生産者であり、加工、販売まで一貫して行うメハリシスターズ!なのです。
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やあやあやあ、あたり一面、紫色がきれいですね。

あらら、里枝さん、どんどん葉っぱをとっちゃって、ロウソクのような新芽1本だけにしちゃいました。

「外葉は肉厚でなく、薄くてしわも少ないですから、うまい漬け物になりません」

で、このむしった外葉はどうするんですか?

「捨てるんです」

捨てる〜???

穴もあいてないのに。 モッタイナイ!

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立派に成長しています。食べてみるとほどよい辛みがじんわり。これは生でいけますね! マスタードリーフやトレビスに近い感覚。上等なオリーブオイルと塩、レモンでサラダにぴったり。

「里枝さん、サラダにも、おひたしにもいけますよ!」

「生で? おひたし? 漬け物にしかしたことないですわ〜」

あらら。

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「では、めはり寿司を作ってみましょう。私が栽培したコシヒカリが炊きたてです!」

塩漬け完了の赤大葉を透かしてみるの図。葉脈がくっきり、しっかり!
これで包みます。

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 美しい!!

里枝さんがその場でにぎってくれた「めはり寿司」。紫色がほどよく見えてなんとも色っぽい。食べると辛みがシャープ! 塩気の塩梅もよく、あとくちスッキリ! おやつによしですが、飲んだあとにこれはぴったりでしょう!!的、辛みとうまみ。

なのに商品名はただの「めはり」とは惜しい。唐辛子も不使用でこの辛みです。天然の辛みはとってもスパイシー。里枝さん「超辛めはり」ってどうですか?
それと、外葉は生でおいしいし、そうだ、大きさといい「サンチュ」の代わりになりますよ。

「あら、そうですか。それじゃまず自分たちで食べてみないとね。生産部長の幸子さん、さっそく試しましょう。私が葉を用意するから、お肉よろしくね!」

幸子さん大笑い。

明るいメハリシスターズが作る赤大葉のピリカラお漬け物。11月上旬から塩漬けがスタートし、最盛期は真冬で、4月までの生産です。

 

飛鳥たかな生産組合

三重県熊野市飛鳥町佐渡266-1
電話 0597-84-1110
ファックス 0597-84-1114 

 

 

 


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