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April 4, 2010
大塚屋さん→砂丘屋さん
楽しかった大塚屋さんをあとにして、お店前のバス停からバスに乗る。向かった先は荻窪。
線路づたいにテクテク歩くと、あーうー…的な酒ラベルがべたべたと貼ってある窓が。どんな店じゃと思ったら
暖簾が。ここが砂丘屋さんですか〜。
きたきたきたよ〜「酒は純米、燗ならなおよし」上原浩先生の名言がメニューに貼ってあります。鳥取県出身の店主ですから、当然、酒も鳥取びいき(他県も、少しあり)。
この日のおつまみ。人のこと言えないけど 丸文字です。
最初にいただいたのは、日置桜の鍛造火入れにごり。
お次は「強力」ゴーリキです。ロシアの文豪。自然栽培の内田さんのお米使用。80%。
大塚屋の京子さん、鳥取県東京本部の浅見さん、博樹さん。皆で辨天娘の青ラベル燗。
店主は辨天娘の蔵に訪問し、そのときの事をファイルにまとめて閲覧できるようにしています。それを見ながら太田ファミリーの話でワイワイ盛り上がる。なんといってもリアル娘の陽子さんの話題に。陽子さん顔こちらに。辨天娘×Cafe Eightの会、今年もあるそうです。 (右)おからとそら豆。
杜の蔵「独楽蔵」の無農薬山田錦60%。太ボディだぜ。
そして寺田本家・五人娘の香取。強烈です。ビールでいうランビックに近い。強烈な個性ですが「これでなきゃイヤ」という常連さんがいるそうです。ランビックも初めて飲んだ時たまげましたが、癖になりますからね。体がよぶというか。そんなことを思いながら糠漬けを連想していたら、ご店主が糠漬けを出してくれました。あう!
きびなごオイル煮・香草風味。
いい感じでお燗をじゃんじゃん飲んでいると扉がガラリとあいて
日置桜の社長、山根さん登場! あれまビックリ。でも動きがちょっとへん。なんでも「痛風」になったそうです。その後遺症!?が残るようで…。座ったり立ったりがゆっくり。
再び鍛造、そしてスタンダード日置桜のお燗酒と。
イケメン・ツーフーとあだ名がつきました。病み上がりなのに「大丈夫!」と飲む、食べる山根さん。
「鍛造きもと強力」
山根さんのメッセージ
鍛造とは、古来より日本刀を鍛える刀鍛冶といった鍛冶屋の仕事で、 人類最初の金属加工技術と言われています。現在ではレーシングカーのホイール製造にも使われ、強度の高い製品作りに欠かせない技術です。
生もと造りは、山卸し(もと摺り)という作業をすることが特徴的ですが、この工程が、鍛冶職人が熱い鉄を打ち込む姿と非常に似ているな、と常々思っておりました。
生もとという酒も、鍛えられた酵母によって発酵が行われます。
溶接等をすることなく、単体の金属素材から形作られる鍛造加工と、ひとつの篤農家の手によって育てられた最高品質の酒米を素材とするこの生もと純米の成り立ちが重なり、「鍛造生もと」という造語が生まれました。
鍛造生もと強力は、県内屈指の篤農家「内田百種園」の自然農法米だけを使用しています。
詳しくはコチラ
こうして夜が、燗酒とともにふけていきました。今宵の日本酒すべて純米酒。冷蔵庫ではなく棚の上管理。それでも悪くならないお酒ばかり。ふむふむです。
トイレには辨天娘の手ぬぐいが(デザインby ダブルオーエイト)
「砂丘屋(さきゅうや)」
店主ブログ
東京都荻窪4-32-9土曜会ビル1F
電話番号 03-3392-6909 18時頃〜23時頃
「荻窪南口、線路沿いを新宿方面に向かって、徒歩3分。月・水・日曜は、ランチ(昼燗♪)もやってます。木曜定休日」
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●おまけ
木村さんのお土産「源流どぶろく 上代」。酒米、五百万石を使用。きれいな味わい。
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