December 14, 2008
沖縄県国頭村2
国頭村へ行く途中の道の駅で見つけた「せんの恩がえし」。
原材料は見ての通り、とってもシンプル。
味も素朴系。塩味だけです。昔はこんなおやつが定番だったそう。
商工会議所で打ち合わせ。役場の宮城哲也さん。なぜかシェーのポーズ。
そして夕ご飯は役場近くの「しのちゃん」へ。
イケメンくんがひとりできりもり。お座敷席からカウンターをパチリ。
ビールといえばorion。(右)大根のビール漬け。
ビールが終わりそうになると「島いく?」の声が。「島」というのは「島酒」のことで、モチロン泡盛。地酒の「まるた」は沖縄本島最北端の酒造場。
(左)そうめんチャンプルー。具は玉ねぎ。おかかと葱のトッピングつき。醤油味でこざっぱりとしてなかなかおいしい。(右)島豆腐。こちらもおかかのトッピング。
島酒に欠かせない、シークワーサー。12月ともなると黄色くなってやや甘く。じゅわ〜っと搾ると、爽やかな柑橘の香りが辺り一面に。
ふとテーブルのグラスを見て気がついた。グラスの下が皆な一様に白い。
全員、おしぼりを畳んで敷いている!
「コースターがでないので、皆な、おしぼり畳んで敷くんさ〜」
「東京行って、おしぼり畳んで飲んでる人見ると、沖縄の人ってすぐわかるさー(笑)」
グラスの安定もいいし、行儀正しい感じも受けましたとさ。
(左)気になっていた「うちなー焼きそば」はオレンジ一色! ひとくち食べたら、あっナポリンタン! 国頭村の浜地区では焼きそばは「ケチャップが定番」なんだとか。玉葱とピーマンが入ってまんまナポリタンテイスト。浜地区家庭の味。ふ〜む。(右)パパイヤチャンプルー。島豆腐と人参入り。しゃきしゃきさくさくのさっぱりとした炒め物です。おかかは必須。
ブッブーの調味料。
刺身でも炒め物でもなんでもかける人がいるという「酢」。テーブルに常備されているものらしい。しかしこの酢、原材料名みたらそりゃあひどい合成酢。酢酸ですよー。米を一粒も使わず「まるこめ」酢とはこれいかに。とはいえ、この酢は夏の海の必需品で「ハブクラゲに刺されたらつける」なんだそうです。
哲也さんの奥さん、さちこさんが今宵はJALプライベートリゾートオクマで演奏するというので、あわてて大移動。
曲名は「てぃんさぐの花 」(ほうせんかの花の沖縄方言)。「涙(なだ)そうそう」「童神(わらびがみ)」「安里屋(あさとや)ユンタ」など。沖縄の歌はいろんな人がカバーしてヒットも多く、どれもどこかで聴いた事ある馴染みの良い歌ばかり。サンシンの音色ときれいな歌声に聴き入ったのでありました。
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