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May 15, 2010
藤田千恵子さん「美酒の設計」出版パーティ
4月21日。栃木県の会のあと、向かったのは有楽町・日本外国特派員協会『美酒の設計』出版記念お祝いパーティ会場。今宵は蔵元・齋彌酒造店さん、杜氏の高橋藤一さんも秋田から上京!
この会の名称、正確には 『「美酒の設計」出版をお祝いし、藤田千恵子さんと高橋藤一杜氏を囲んで、雪の茅舎を楽しむ会』 です。長い(笑)!
マガジンハウスから刊行。タイトルになった『美酒の設計』は、お酒の名前です。蔵元、酒販店から信奉者が多い高橋杜氏。長年の体験から得た「さんない主義」の酒づくりが特徴。その「3つのない」とは!? ぜひ、本をお読みくださいね!
でも、それだけじゃヒントにもならないので本紹介より、抜粋。
高橋杜氏の言葉「酒造りは、自然に出来てくるのを待っているのが基本。自分で造ろうとは考えていない。だから我々の蔵の酒造りは、菌に関与しない。人間がしゃしゃり出て行くような世界ではあ りません。ですから、そこに櫂を入れるようなことはいたしません」
『美酒の設計』以外にも『雪の茅舎』シリーズもずらり並んだテーブル。左端「岩木のしずく」は天洋酒店さんオリジナルの一升瓶に入ったりんごジュース!爽やかなストレートタイプで酸味がきいて大好き。
杜氏の高橋藤一さんと、着物姿の藤田千恵子さん。
蔵元の齋藤浩太郎さんから御礼と御祝いメッセージが。
美酒の設計に、雪の茅舎。参加者の目が泳ぐお酒コーナー。
テーブルに置かれたひと皿は秋田を代表するスモーク沢庵、いぶりがっこ! 佐々木一生さんがあきた美彩館でセレクトした雄勝野きむらや製。
この会の発起人、天洋酒店の浅野貞博さんです。天洋酒店訪問記blog→20091229
仲良しの皆さんが集結!
(左)plain peopleのジャンさん、勇人くん、ベラビスタのケニーさん。(右)秋田県東京事務所の佐々木一生さん。赤石貴子さん。
(左)鈴木三河屋のクマジュンとケニーさん。お腹の大きさ競っても…。(右)レイコさん、太田酒造場の太田陽子さん、アッキー。
蔵にも残っていないという「雪の茅舎 純米大吟醸 生酒原酒。二百番」
千恵子さんを囲んで、左からケニーさん、松崎晴雄先生、小学館の『美味サライ』の編集者・川辺一雅さん、JTBパブリッシングの秋田守さん。
寺田本家の藤波良貫杜氏も! 勇人くんと。そしてやまよと。
良貫杜氏、料理通信webで歌を披露中!
いよいよ会も終盤。ケニーさんが『美酒の設計』刺繍入りパジャマをプレゼント!
ケニーさん最近はパジャマ屋さんと化す!?
いい人ばっかり集まった楽しいお祝い会でした。千恵子さんの人徳ですね。
最後に流通情報企画の小島先生が〆のスピーチを。千恵子さんとは20年前からのつきあい。父親みたいなもんですね。
ひとつぶだねの胡琳ちゃん。大きくなったな〜。
そして二次会。
有楽町からテクテク歩いて新丸ビルまで。途中、はるか向こう皇居をバックに記念撮影。
musmusへ。店頭には届いたばかりの野菜や富山フェアの名残の煮干しのリースやなんやかや。
あらためて乾杯〜。だれだビールを飲んでいるのは。
「住む。」の伊藤宏子さん、千恵子さん、「コンフォルト」のとよりん。
左側に齋彌酒造店の佐藤昭久営業部長。温度違いで変わる味の変化の面白さを語る。編集者が多く、みんな揃ってメモをとる。聞いては書き…うなずきながら書き、端から見てるとオモシロい。
そして最後、炊きたてのご飯に卵がくばられる。
烏骨鶏の卵かけご飯で〆となった夜でした。
では卵を持って「千恵子さん出版おめでとう!」
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●藤田千恵子さんの著書
『これさえあれば―極上の調味料を求めて』単行本
『これさえあれば-極上の調味料を求めて』文庫本
『杜氏という仕事』
『日本の大吟醸一〇〇』
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