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May 18, 2010
cafe8×太田酒造場・辨天娘
4月23日。cafe8 presents「2010年 辨天娘の会〜お米を呑む!〜」 が開催されました。ずらり並んだお酒はすべて純米酒。ラベルは似ていてもその実、米違いの異なるお酒なのです。これらを冷やでお燗で温度帯を変えて味わおうという主旨。今年で2回目です。→2009年の会
辨天娘を醸す太田酒造場の兄妹。今年は陽子さんの兄上がデビュー! お米は山田錦、玉栄、五百万石、強力、鳥姫があります。すべて地元産。顔のわかる生産者のみ。また、蔵元も杜氏も酒米を栽培しています。
テーブルには辨天娘まるわかりガイドが。
辨天娘のお酒は香り華やか〜、吟ギンすっきりタイプ…ではありません。その180度真逆にある懐の深〜い純米酒。お燗にしてグッとくるぜカモンベイビーというタイプです。味噌や醤油や発酵食品とよくあいます。
(左)テーブルには今呑んでるお酒がどんなタイプかひとめでわかる解説書も。これはとっても嬉しい!(右)海のタプナードとトーフチーズのブルスケッタ。
お兄さま、お酒説明中。爽やか好青年風でちょっとアイドルはいってます!? 顔はパパそっくりぃ〜。
←パパ・太田義人さん(蔵HPより拝借)
↑ いやいやどうして、娘も似ている!(山中酒の店より拝借)
(左)焼き下仁田ネギと春の根菜粕汁。温かい汁はホッとさせてくれます。(右)揚げたて!蓮根や磯辺揚げなど。こういう料理は純米酒、とくにお燗によくあいますね。
(左)車麩とシシリアンルージュトマトのオーブン焼き。植物性のベシャメルソースで。リッチなクリーミィティスト!見た目も楽しい!ボリューム感もある一品。植物性原料onlyとは普通食の人は思わないようでした。右はスタッフのツーさん。いつもやさしいほがらか笑顔♡
藤田千恵子さんの器に注ぐ陽子さん。お燗酒でわきあいあい〜。
日本酒美人のあっきさんと陽子さん。『槽汲』を手にポーズをつけてもらいました。ザ・迫力ぅ。
純米酒にこだわる辨天娘。山田錦も強力もそれぞれに個性があっておいしい。さて、その中に名称『青ラベル』というお酒があります(=20BY 15番娘 精米歩合70%)。このお酒は等外米を使用。原料は米と米麹だけの純な米の酒なのですが、等外米を使用しているため『純米酒』とは名乗れません。カテゴリーは『普通酒』になります。とはいえ、醸造アルコールをはじめ添加物は一切ナシのまっとうな純な米の酒。
米は地元産の玉栄、五百万石、山田錦のミックス。等外米は粒の大きさや色で等級(1等、2等、3等)からはじかれたものですが、検査を受けられない(受けない!?)ハンパな量の米も等外米になります。無審査の米。青ラベルはこれらも使用。
味は辨天娘の主軸を持ち、米ミックスならではの面白さもあり。かつ値段も安い。1升瓶で2300円、4合瓶は1150円。これぞ晩酌酒というか、本当の意味での”普通”酒なのかもしれません。蔵HP
ただ名前が『青ラベル』だけじゃどんなお酒かわからない〜っ。裏に説明を書かれてはどうでしょうかね。
酵母は601号酵母を使用。他のお酒も6または7号。9号は今、不使用。だんだん酵母の数が減ってきている太田酒造場なのでありました。原点回帰?
(左)太田酒造場さんmadeのタケノコ、わらび、ぜんまいの”おから塩漬け”。甘すぎず美味!(太田酒造場は鳥取県若桜町にある林業が盛んな町の蔵元です。95%が森林という) (右)名物の大根ときゅうりの粕漬け。絶品!
タケノコと和せりの玄米ちらし寿司。手巻き寿司スタイルで。桜揚げ団子。三重県・近藤ファームの無農薬無化学肥料栽培の小豆使用。
そしてお料理を担当してくれたシェフ・ナオティさんからひとこと。
ちなみにナオティさん頭の中はすべてヘアーだそうです(見た事ありませんが…)今宵もごちそうさま! ぜんぶ〜っ。おいしかったです☆☆☆
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会終了後、移動! 界隈の某店へ。
すると
ややっ、『広島軍団』の皆様です。全員蔵元杜氏。目つき…いいですわ(笑)。左から宝嶮、天宝一、賀茂金秀、美和桜のアニキ!
漫画家の尾瀬あきら先生も合流。陽子さんと2ショット☆
こののち、5月5日に2度目のお蔵訪問へ。蔵は漬物場が内部移動あり。『鳥姫』育苗も見せてもらいました。この話、後日アップします!
Topics: cafe, event, 日本酒 | No Comments »