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May 28, 2010
大阪・山中酒の店へ 3
天国への階段!? 山中酒の店のお酒売り場へ上がる入口。前日からの続き。
お酒の部屋は巨大な冷蔵庫。庫内はあまりにも冷えるので、階段下に防寒着が用意されています。
ドアをぎぃっと開けると
お酒、お酒、お酒がそれはたくさん並んでいます。普段知っている銘柄でも、見た事ないものが多く、あれもこれも…と、ほー、ふー、ひー、へーと言いながら見て回る事になります。
東北泉、★旭日、満寿泉、開運、明鏡止水…など銘酒がずらり。最近あらためて感動した墨迺江。美しい味。安すぎるんじゃないかと心配してしまうほど。
もっとも山中酒の店にあるお酒は、どれも価格以上に価値あるお酒ばかりです。管理も贅沢。本当に丁寧に扱っているので、お酒もここなら本望かと。「ちょっと熟成しちゃおうかしらん」という余生をここで楽しむようなお酒もいたりして。
井上さんおすすめのひとつが綿屋。
綿屋はお米の種類がたくさんあります(宮城は県全体のお酒のレベルが高いと思います)
綿屋の三浦さんにこんな会をお願いしたことも。宮城県産・山田錦の生産者、佐藤さんの顔も。
そして、昨夜の〆の酒、天遊琳。そして大治郎、一博。
ダウンジャケットを着てお土産酒を物色中!お酒売り場はお宝満載で、見飽きることがありません。まさに宝箱。問題は寒さだけ〜〜〜っだ。ダウン着てても寒いです。だんだん心臓がピコピコ鳴って終わり(ってウルトラマンかい)。
一番奥の部屋はマイナス5度。激寒です。お仕置きでこの奥の院に閉じ込められたら悲しいな〜っと思う。そんなこと誰もしませんってか。お酒飲まれて困っちゃうから恐ろしくてできませんってか。妄想劇場。
マイナス5度の部屋。ここにはデリケートなお酒がぎっしり。
秋鹿の純米吟醸のにごり酒「霙もよう」。王祿の「渓」、辨天娘の槽汲みなど。
こんなに寒いのに井上さんは薄着で平気で仕事中。
慣れなのでしょうね。ヤングマンだし(やめてその言い方…と自分に言う)。
階段を降りると、ホッとする温かさ〜(笑)
こちらの冷蔵庫は試飲用の日本酒軍団!ずらずら〜〜ずらり。
ちなみに山中酒の店では、日本酒以外のビール、焼酎、ワインの取り扱いは一切ありません。潔いほど日本酒ONLY★
冷蔵庫前にある大きな木製のテーブル。その端では水が出るようになっています。試飲用のグラスも盃も清潔な状態で待機中。
寒いのいやん、見てもわかんないし〜って人は、ここで試飲させてもらって、気に入ったものを選ぶというのもおすすめです。
レジ前には二升入るオリジナル帆布製バッグ、保冷袋も用意されています。宅急便で発送もOK! オンラインでも購入可。
こんなにあると困っちゃうリンダ♡状態ですが、井上さんをはじめとする親切なスタッフが好みを聞いて、オーダーにピッタリあうお酒を選んでくれますよ。
というわけで、至れりつくせりの山中酒の店。何の知識も不要です。適正価格のおいしいお酒がよりどりみどりさん(またもや、古っ。若者は知らんネタ)。しかも管理が素晴らしい!日本酒はワインより温度がデリケートなんです。そうでもないタフな酒もありますが。それだって冷蔵管理するにこしたことありません。
日本酒はじめてさんにこそ行ってほしい日本酒専門店です。いまだ人生の1本に出会っていない人は是非!
なにしろ「飲んで食べたいな〜っ」と思ったら、4階「佳酒真楽(かしゅしんらく)やまなか」にあがればいいのですから。
4階のマスコット!カエルのデキャンタくんも待っている…かもしれない。
Topics: shop, ご当地もの, 日本酒 | No Comments »