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June 30, 2010
第3回女性蔵人の会その3
このおつまみは!! ツブツブがいい感じ!
美川酒造場さんが持参された福井の郷土料理「からし麩」です。
からし麩という料理は滋賀県でも作りますね。麩をからしであえたという、至ってシンプルなお麩料理。さっぱりしてちょっぴり辛い精進料理のひとつです。こういう酒肴はいいですね!好感もちました〜。
お話をおうかがいすると、なんとからしが福井産! 国産のからしはほとんど「ない」のでビックリです。地元、麩市さんの商品だそうです。地からしについて。「越前がにでも有名な越前海岸や三国の漁師さんの間 ではお刺身にはワサビではなく、この「地がらし」を薬味に使うそうです」HPより
濃醇・旨口 福井の地酒 舞美人醸造元 美川酒造場の女将、美川久美子さん。
「からし麩は、自家製です。大女将が作りました。からしは麩市のもので、麩もこだわりのものを選んでいます。長年の経験とコツが必要な料理で、地元でも作れる人が減っているのが現状です(ちなみに私は作れませんが……)。舞美人では桜の木でできた木槽(きぶね)で普通酒から大吟醸まで搾っています」
昔ながらの製法を守る酒づくり。それはお料理にも通じています。
三重県浦村産の牡蠣の薫製オリーブオイル漬け!
そして豆みそ! シブい!!
加えて、きゃらぶきの佃煮と焼き海苔も!
きゃらぶきの佃煮は自家製。器は、酒蔵らしく麹蓋!
常滑の蔵元、白老(はくろう)醸造元・澤田酒造の澤田郁子さん。土管や瓶など大きなモノ(しかも超実用的な)器やお風呂!などが得意な常滑。私は常滑が大好きだけに、常滑の窯元と澤田さんが選んだシブくて素敵なつまみのことをいろいろお話ししました。
こういう酒肴をもってくる蔵元さんって素敵です。発酵は発酵を呼びますからね!
豆味噌は国産大豆を使った2年もの。塩は海の精を使用という本物の豆味噌です。独特のコクとかすかな苦みが気持ちいいうまさ! 日本酒によくあいます!
頼もしい澤田郁子さん。
さて
女性蔵人の会は今回で3回目。途中で抽選会もあり、で壇上に立つ蔵の皆さん。
手慣れた感じのるみこさん! 景品はお酒など(まったく当たりませんでした〜)。
リーガロイヤルのお料理の超一部。蔵元のブースに行くので忙しく、せっかくのお料理コーナーには行かずじまい。漬物とおろし蕎麦だけ最後にいただく…。
つづく
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