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December 31, 2008
稲垣知子さんの精進で忘年会
『お酒にしますか それともご飯? おかずおつまみ』の本を出されたばかりの料理研究家・稲垣知子さんのお家におよばれしました。偶然にもその本を担当したカメラマンがやまよの学校の後輩だったのです。しかもお家が近所! とはいえ、およばれをうけたものの、じつはお肉が食べられない事をお伝えしたら「うちもほとんどお野菜です。精進でいきましょう」と嬉しいお申し出!喜んでお伺いしました。
白く清潔で使いやすそうなキッチン。代官山のクッチーナだそうです。やまよもクッチーナの白いキャビネットを持ってます(キャビネットだけかよ)
さて↑ゲストが持参したお酒ずらりの図。誰がどれ持ってきたの!? オヤヂがいるぞー。
では乾杯! よろしくお願いしまーす。
おいしそう!なお料理ずらり。こんにゃくは柚子胡椒と白味噌で漬けたもの。柑橘が香るさっぱりとした風味のいいお味。菜の花の昆布〆め。紅白長いも。素敵です!
蒸し里芋(中には野菜餡がたっぷり)。春菊の胡麻和え。
爽やかな酸味がお酒にあうあう蓮根の梅肉和え。(右)紅白長いもの紅色は赤ワインで色づけしたそうです。濃いめの塩味のだし汁で味をつけ、片栗と小麦の衣で揚げてあるそうです。優しい味でした!
テーブル上で火がともっているのはお茶のきゅうすではなく、お燗器。(右)後輩の天方晴子ちゃん。20年前からちっとも変わらない〜。売れっ子の料理カメラマンです。
揚げ物です。エリンギとあおさ、やまいもをすって揚げた一品。あおさのグリーンがアクセント!(右)春巻きは蕪、椎茸になんと胡麻豆腐入りで香ばしく+とろり感ありで美味!
飲み進めていくうちに燗酒に突入。久保本家の「生もとのどぶ」をあつあつ燗で! 「おいしい」「するする飲める」「飲みやす〜い」とあっと言う間に空っぽ。 知子さんのご主人、浩文さんの燗つけが回を重ねるごとに最高になったのでした。
椎茸のグリル! 肉厚でジューシィ。(右)タモギ茸、白しめじ、舞茸、椎茸を刻んでいれた豆腐まんじゅう。甘辛い醤油だれで香ばしさ満点、絶品!
そして!知子さんの本を読んで、食べてみたいなあと思った一品が登場。
精進エスカルゴです。パセリに玉葱、くるみ、ニンニク、アーモンドパウダーetc.をマッシュルームにのせて焼いたもの。このレシピ最高です。詳しくは本を買って読んでください(笑)
ぬいぐるみみたいな飼い犬のココアちゃん。食事はかぼちゃを使ったごちそう。これまたおいしそう!
さて、あらかた食べ、あらかた飲んだ後
知子さんが冷蔵庫をガラリとあけると秘蔵のお酒がぎっしり! それを並べ始めました〜。
濃い、濃い、濃い〜っ銘柄ばかり。はっきり言ってヘンタイです(笑)
「濃いのが好きなんですぅ」 あ”〜〜〜っ
そしてあつあつのニョッキ!
ごちそうさまでした。帰りに
『お酒にしますか それともご飯? おかずおつまみ』本にサインしてもらいました。
知子さん、料理も美しい、顔も美しい、字も美しい。
本に登場するレシピは野菜のほか、魚、肉を使ったレシピも紹介あります。
↑気になる一品が「お酒のしめにぴったりの大人の味わい 大根しっぽの辛いそうめん」暖かくなったら作ってみようっと。
巻末にお酒のおすすめページあり。
竹鶴、妙の華、神亀、睡龍、日置桜……濃いのばかり(笑)。独楽蔵の森永さんとは偶然、同じ大学、同じサークル。蔵見学に行ってお互いビックリだったそうです。お酒のご縁って素敵です。
「次回は精進フレンチ&ワインなんて、いかがでしょう!?」と知子さん。おおいに期待。
Topics: cooking, macrobiotic, 日本酒 | No Comments »