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July 19, 2010
王祿×ベラビスタ2010・4
前日からの続き。自分のメモ用。山田料理長のお料理ハイライト☆
先付「焼き鱧、焼き万願寺唐辛子、梅肉添え」
渓 20BY 仕込み18号
前菜「加茂茄子のやわらか煮、胡麻ポン酢」
純米吟醸 無濾過生原酒舟しぼり17BY 直汲み11号
お造り三種
・太刀魚の焼霜 ちり酢
・こち 茗荷と糸昆布
・あこう鯛と白瓜の雷干し 海苔醤油とオリーブオイル
超辛 純米無濾過生原酒 19BY 仕込み4号タンク
超辛 純米無濾過生原酒 19BY 仕込み19号タンク
揚げ物「空豆、唐墨、カマンベールチーズ、餅のかき揚げ EXV・オリーブオイルをそえて」
純米酒「丈径」無濾過生原酒
和え物「春菊、小夏、地たこの和え物」
主皿「熟々トマトの丸焼き ズッキーニソースで」
「玄米、煮穴子、冬瓜 旨味あんかけ」絶品!山田料理長は玄米や雑穀の生かし方も上手です。
デザート「いちじく&葛きり」
王祿15年熟成の古酒「琥珀のしずく」をかけて。
王祿との相性抜群!お見事でした。
〆の挨拶をするベラビスタのケニー・ワタルさん。
ベラビスタでは蔵元の会が月に1度あります。竹林・丸本酒造さんの会や、喜久酔・青島酒造さんの会や焼酎の佐藤さんの会など。そのどれもがそのお酒のために考え抜かれたメニュー構成です。
思うにつけ…。
お酒の会に行くことが多いやまよです。日本酒は何にでもあう懐の広い酒と言われますが、どっこい個性もたっぷり。甘辛酸苦のレンジ広し。温度帯の違いで印象もガラリと変化。その魅力を提案するのがお酒と料理の会だと思います。
その昔、とある”太いタイプの純米酒が自慢の店”で親しい蔵元の会があって参加したときのこと。「これ、合うのかな?」という料理が続きました。また別の蔵元の会があり、その店に再訪したら料理が前回の会の時とほとんど変わらず。しかも寒〜い豪雨の日に冷たいメニューのオンパレード(きゅうりの生とか刺身とか身体冷えまくり)。その蔵はお燗酒がおいしいのに。お酒のことも、お客さんの状態もおかまいなし!? ははーん、この店は自分の都合で料理を出すのか…と残念に思ったことがありました。今、その店はありません。
お酒と料理どちらも大事。日本の底力、発酵した食品、調味料との組み合わせは必須。
お酒のことは語るのに、醤油はいまひとつなんていう飲食店はどうでしょうか。お酒も醤油、味噌も同じ発酵! いいお酒にはそれにふさわしい周りを用意してこそすべてが感動的においしくなると思うのです。
……とベラと王祿の関係者が全力投球した会に参加して、思うのでありました。安易な肉料理は一切なし。それも嬉しかったです。
そして二次会
超辛純米 無濾過生詰 18BY 仕込み12号
つづく。次回最終。
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