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July 29, 2010
落合酒造場のヨモギ焼酎
宮崎を代表する景色! 道の駅フェニックスから望む。広大な太平洋に身も心も洗われて……。
珍しく、久々の二日酔い (アル添のたたりか)。お昼ごはんとても入らずで、道の駅フェニックスの冷やし串パイナップルをひとくち食べる。
そして
亮子お姉さまと神亀酒造の小川原さんのおともをさせてもらって落合酒造場さんへ。単式蒸留器による常圧蒸留で、昔ながらのカメ仕込み。神亀の酒粕も使用。
落合一平さんにお話をうかがいました。
伝承カメ仕込み!
原材料がユニーク。紫芋を使った「赤紅」焼酎、そしてピーマンやかぼちゃなど意外な野菜で焼酎を仕込んでいます。
一番気になったのはヨモギを使った焼酎「てんほうらい」
乾燥状態のヨモギがなんと10%も入っているという。
香りをきかせてもらうと、ぽわ〜ん!めいっぱいヨモギ!!しかも10年貯蔵という。飲むと身体がきれいになる、温まる…と、健康指向の人たちにファン多し。内蔵を温めるボディマッサージのローションとしてもよさそうでした。
伝統的なつくりを守っている落合酒造場さん。どこもかしこも清潔!
右)ご先祖さまから受け継いだカメ! 左)仕込み具合をのぞく亀専務。
カメを使わない時は、カメの内側に木灰の汁を塗ってカバー。アルカリの作用でカビがこず、衛生を保つといいます。賢い!ご先祖さまの知恵。(右)製品チェック。
ややゆがんだカメさん。いつ頃、どこで作られたものかわからないそうです。
芋洗いマシーン。どこも本当にピカピカ。
落合酒造場さんの焼酎ずらり。こんなに種類があるのです!
代表銘柄は「赤江」「竃猫」「蒼い永劫」「加江田」「姫豊玉」「鏡洲」「山吹の里 濁」「和一緒」「雲雀」「赤江灘」「風の梟」「ぴめんと」などなど。
日本人の知恵「木灰」、そして焼酎原料の可能性を知りました。
●落合酒造場 → 紹介記事その1
Topics: shop, ご当地もの, 日本酒 | No Comments »