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July 31, 2010
みそぎが池と江田神社
ライチ園のあと、連れて行ってもらったのが
御池(みいけ)=みそぎが池です。空気感があきらかに違います。
超ダイジェスト古事記はじまりはじまり〜
日本をつくったと古事記で記されている伊邪那岐命(いざなぎのみこと)、伊邪那美命(いざなみのみこと)の男女神。まず、国土を産む。はじめに淡路、四国を産み、隠岐、九州、壱岐、対馬、佐渡。そして本州を産む(通称=国産み)。
国土の次に、あらゆる神を産んだ(=神産み)伊邪那美命。火の神、迦具土神(かぐつちのかみ)を産んだときに、大火傷を負って死んでしまう。
妻を失い怒った夫、イザナギこと伊邪那岐命は、迦具土神を十拳剣で切り殺す。剣からしたたり落ちた血からまた神々が生まれるという。→展開が激しすぎる。
加えて、涙からも神が産まれたという。→神さまぽこぽこ増える増える。
嘆き悲しむ伊邪那岐命は妻を黄泉の国まで追いかけて、そこで見たものは……ジャ〜〜ン(略)。
黄泉の国のケガレをうけて、あわてて逃げ帰った伊邪那岐命。ケガレを祓うために行ったのが史上初の「み・そ・ぎ」
そのみそぎをした池!
神様ひとりが入るのだから、もっと小さい池と思いきや、かなり大きい。
周囲はややすり鉢状。天からよく見えるのかも。
みそぎの時に産まれた神様もぽこぽこといっぱい!→男神ひとりでいくらでも産むのであった。
左目を洗ったら太陽の神、天照大御神(あまてらすおおみかみ)がぽこ。右目を洗ったら月読命(つくよみのみこと)がぽこっ。鼻を洗ったら八岐の大蛇(やまたのおろち)退治で有名な乱暴ものこと須佐之男命(すさのおのみこと)がぽこっ。
それ以外にも、服を脱ぐたび、潜るたび、ぽこぽこぽこと神さまが産まれたという。
すごいな日本のはじまりby古事記。
そして御池の近く
お祓いの発祥元といわれる江田神社。オワライじゃなくてオハライですよ。
「かけまくもかしこきイザナギの大神、筑紫の日向の橘の小戸の憶原に……」という、神主さんの祝詞に登場する地は、ここのことだそうです。
そしてこの江田神社は、伊邪那岐命&伊邪那美命という日本最古のご神体!を祀っているのです。
ご神体。
最近、パワースポットとして取り上げられ、いきなり参拝者が増えたという(笑)
神々しい樹木に囲まれています。
江田神社がある地名は阿波岐原(あわきがはら)。海側に目をやればシーガイアがすっくと見えます。
このエリア一帯は阿波岐原森林公園。阿波岐原はシーガイアのある一ッ葉海岸の一角の地名という(シーガイアは森林公園の中)
じつは、すごいとこに建っているシーガイアなのでした。関連HP
●みそぎ池について宮崎日日新聞HP
↑の第2幕にある「黄泉比良坂(よもつひらさか)」東出雲町は、王祿酒造のあるところ。
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