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August 1, 2010
きれいな和の食・馳走喜泉
宮崎で最後にいただいた食事がこちら「馳走喜泉」さん。
移転したばかりという新しい店内。すっきりとして無駄なものが一切置いてありません。すゞやかな着物姿の女将さんが感じよく、初めてでもなごんだ気持ちにさせてくれます。
まずはじめに出たのは青菜のおひたしです。上品なお出汁がきいて、青菜が透き通って爽やか。妖怪フツカヨイの身体に、じわ〜んとしみわたるおいしさ!
お刺身は、縞鯵と平目。海苔。きれいです!
そして煮穴子withさつまいも。ふっくら〜として美味。
炊き合わせ。それぞれきれいに味を煮含めた里芋、蛸、筍、かぼちゃ、茄子。青柚子がすってパラパラ。爽やか柑橘の香り。
そして!まぶしいシルバー色した鰯の有馬煮。山椒の実がそれはいい味。
器も素敵。ひとつの素材が丁寧に調理されて気持ちいい。こちらの気持ちまで清らかになるようでした。
京都で修行されたという職人気質のご主人と宮崎出身の奥様のコンビ。ふたりは福岡にある老舗オーのつく名のホテルで知りあわれたそうです。
食器のコーディネート。ご飯はきれいな甘みがあるヒノヒカリ。宮崎県が育成した品種でお店ではえびの産を使用。
最後に熱いお椀登場。海老しんじょうとハスイモの具。
日本酒の品揃えも抜群でした。
宮崎の名物というと、炭火で焼く地鶏、冷や汁、マンゴーが浮かびますが、どっこい正当派の和食もこうしてあるのですね。ただ観光客ではわかりにくいのが難。やはりその土地のエキスパート(食いしん坊さん!)に教わるのが一番です。亮子お姉さまお世話になりました。
最後にお見送りしてくださったところを店の前でパチリ。いかにもおいしいものが出てきそう!な二人の笑顔。
この日、最終便のANA8時10分発を予約。こちらのお店を出たのが7時半。それで間に合うという亮子姉。空港まで中心市街地から15分!宮崎は空港アクセスが本当に近いです。見どころ味どころパワースポットも満載。行ってみてねの宮崎の旅。
●馳走喜泉(喜は七が3つと書きます)
〒880-0001
宮崎県宮崎市橘通西3丁目3−15−1F
電話 0985-29-7706(予約を)
帰りはA320。7月の全日空寄席は立川志の輔師匠の『井戸の茶碗』都合3回聴きましたが、こなれていて面白い!登場人物の個性分けがなんとも上手。
コエドビール。ついてくるおつまみのチーズ鱈、添加物が減るといいですなあ。
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