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affで和歌山の老舗蔵・九重雑賀さんを取材

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農林水産省の広報誌affの連載。2回目は和歌山県の老舗蔵・九重雑賀さんを取材。

日本酒から酒粕、そして吟醸酢と、酒と酢を醸す蔵元ならではの米展開があるのです。

詳しくはここをクリック誌面まるごと紹介あり。

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和歌山は柿の葉や笹で包んだ「葉っぱ寿司」、熊野灘のサンマや川魚を使った「魚寿司」などご当地寿司が名物です。

写真上は紀州有田の太刀魚を昆布〆し、大葉と山椒の実を添えた棒寿司。シルバー色に光輝き美しい! 淡白な太刀魚に爽やかな山の香りがなんとも風流。白昆布を重ねた上品な仕上がり。

可吉(こうき)の紀州たちうおの浜ずし。もちろん雑賀の酢を使っています。945円。TEL:0737-82-2444

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そしてこの生姜の甘酢漬けは俊光さんのお母様、洋子さんのお手製。ピンクベージュ色したほんのり甘いお手製酢生姜です。お寿司やさんでこれくらいの生姜が出たら素晴らしいのにな…と。酢がいいと違いますね。ぜひ商品化してください!

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和歌山北部、貴志川の郷土寿司は川魚がネタ。写真上は橋豊(はしとよ)のじゃこ寿司750円と鮎寿司950円。じゃこといってもちりめんじゃこでなく、川の小魚なのです。甘辛い出汁で煮含めた独特のお寿司。この地域の寿司飯はちょっと甘めです。TEL:0736-64-7181

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九重雑賀の雑賀ファミリー! 左から。お酢を使った新商品を次々と開発する料理上手のヒラメキ名人俊光さんの母・洋子さん、そして温厚なお人柄の父・正雄さん。俊光さん、奥さんの桂さんです。俊光さんは元ジュニアライト級のプロボクサー。強靭な身体の秘訣は「お酢料理!」なのだとかっ☆

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日本酒蔵でしぼられた酒粕を酢蔵へ移し1〜2年間熟成させます。

その後、湯をはった桶に入れて櫂入れ作業をし、酒粕がなめらかになったら、別の発酵中のもろみ桶から酢酸菌を採取して入れます。

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酢酸菌は途絶える事なく永遠に続くわけです。そして、酢を守るのは藁を編んだ特製シート。

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巻いたり、かけたり温度調整に欠かせない素材。原料も道具も昔から何ひとつ変わらない作業です。

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洋子ママのお酢を使った料理。左はロシア漬け。ニンニクをきかせた野菜の甘酢漬けです。俊光さんは朝のトーストにのせるとか。

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海藻やちりめんじゃこには「柚子寿司召し酢」を。柚子を皮ごとすりおろした寿司飯用の合わせ酢です。洋子ママご幼少を過ごした故郷田辺では “寿司飯には柚子を皮ごとすりおろした” ことを思い出して商品化。果汁ではなく皮を利用し、とろとろ〜のとろみ感あり。ご飯とのからみも抜群。

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寿司飯用の合わせ酢ですが、マリネにも良し。ドレッシングに使っても良し。しめた鯵やオニオンスライスにもかけても楽しめるそうです。

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いいお米からいいお酒、そしていい酢ができる。ひとつの田んぼでお酒から酢まで。素敵な流れがここ和歌山にありました。

『酸っぱい味に土地の知恵あり。米から酒、そして木桶仕込みの吟醸酢』

* * * * *

「海ぽん山ぽん」「柚子寿司召し酢」はガイアで販売中。

横浜・中華街の一石屋酒店さん「柚子寿司召し酢」blogで紹介。

●九重雑賀

http://www.kokonoesaika.co.jp/


Topics: shop, ご当地もの, 日本酒 | No Comments »

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