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September 8, 2010
affで畔蛸の北川さんを取材3
漁師なのになんで田んぼ?
と、思われるかもしれませんが、北川さんは米農家でもあります。民宿と自家用はすべて自家田でまかなっています。こちらは海に近い田んぼで品種はコシヒカリ。山の田んぼの方が味よくできミルキークィーンを栽培。「水系の違い」とのこと。民宿では山田んぼ米を提供。
affより
そして牡蠣は副産物を産んだ。牡蠣殻の粉である。牡蠣の養殖がきっかけで田んぼの土作りが変わった。殻は業者に粉にしてもらい、田んぼの田起こしの時に入れる。田んぼは海に近い田でコシヒカリ、山の田でミルキークィーンを栽培、合計8反。
牡蠣殻を入れてから「稲の茎がこわしぃ(硬く)なった。殻を入れて3 年たつが、実っても穂が寝ない」と聡さん。自慢の米は甘みがあって粘りも十分。民宿と自家消費の米はすべて自家田でまかなう。海の恩恵が米にも及んだ。
牡蠣粉を入れて丈夫になったという稲穂とsmile北川さん。「こんな顔でええんか」ええ、ええ。
「じゃ、あとは夕飯のときに」で、ひとまず取材終了。
解散するやいなや、自転車でどこかへ飛んで行った北川さんであった。
ひゅーっ。
民宿北川。
「借金コンクリートや」by北川さん
畔蛸の町内散策。なぜだ? やけに背が低い自動車ミラー。
防波堤には、地元の小学生が描いたというタコの絵が。マスタード色のタコは斬新だ。
そして夕食タイム!
すべて北川さんが太平洋で釣り上げた、または育てた魚介類。
オニオコゼ、伊勢エビ、ヒラメ、岩ガキ!
当たり前だけど、すべて天然。岩ガキは自前の養殖。
食料自給率高い!宿。
つづく
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