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September 20, 2010
飲み比べ!88種の酒米品種
「日本酒市民講座」を主宰する松崎晴雄先生の講座が88回目!記念すべき米寿ということで、8月8日に、88品種のお米のお酒を集めてパーティを開催。会場は有楽町の日本外国特派員協会です。
88種のはずが、なんと90種も集まったという。そんなにあるんですか、お酒のお米違い!
日本酒の原料はお米
と、あらためて。
最近は、米の可能性に挑む蔵元が増えたと松崎先生。米づくりを自ら手がけたり、いったんは途絶えてしまった地元米を復活させる蔵元も。米の多様性について各蔵が模索中という。
そして、各県が開発した新しい酒米品種や、酒米の王様・山田錦の60年について、熱くレクチャー。
いや、お米。いろいろあるもんです。
それにしても90種類も集めてくる松崎先生って。藤田千恵子さんいわく「松崎先生はオタクです(笑)」
松崎先生の講演会のあとは、参加蔵元の紹介、インタビューつき。
国士無双 高砂酒造・北海道=吟風・彗星
雪の茅舎 齋弥酒造店・秋田=秋田酒こまち
刈穂・晴田 秋田清酒・秋田=陸羽132号・吟の精
浦霞 佐浦・宮城=ササニシキ・蔵の華
人気一 人気酒造・福島=人気しずく・夢の香
渡舟・府中誉 府中誉・茨城=渡船・ひたち錦
彦八・苗加屋 若鶴酒造・富山=雄山錦・富の香
酵母のほほえみ 山梨銘醸・山梨=ひとごこち
天領 天領酒造・岐阜=ひだほまれ
鈿女(うづめ)伊藤酒造・三重=神の穂
富久長 今田酒造本店・広島=八反草
月山 吉田酒造・島根=佐香錦
瑞鷹 瑞鷹・熊本=玉苗・吟のさと
そして場所を移して試飲パーティ
菜の花米を使ったという「菜々(さいさい)」
菜の花をすき込んで肥やしとし、除草剤不使用。菜種油の搾り粕で作った有機肥料で育てた健康的な米の酒という。
蔵元杜氏の今田美穂さん「八反草」を復活栽培しています。そのお酒はやわらか、きよらか、ほの甘く。
鈿女醸造元の伊藤さん。今宵はお嬢さんがお手伝い。
そして、お料理登場。
雪の茅舎さんのひゃくかまど〜。
秋田酒こまちで醸しています。
です。とみ〜たさん&みかさんと
刈穂さんの奥羽132号。栽培期間中は農薬不使用という。
栽培方法を自然にという指向も確実に増えていますね。
日本酒市民講座第100回目が楽しみです!
松崎先生と料理上手の典子さんご夫妻。引き続きよろしくお願いします。
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