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January 14, 2009
山口の蔵元 獺祭さんの1月
山口の山奥の小さな酒蔵がキャッチフレーズの獺祭(だっさい)・旭酒造さん。東京の居酒屋で地元名物、ふぐと合わせる会が開かれました。
皆が集まってきた。お店の1階、2階も超満員。
テーブルには獺祭 仕込み水がセット。
社長の櫻井さんの挨拶でいよいよスタート! トップバッターはコチラ。
獺祭といえば発泡酒が有名。乾杯はそれかと思いきや、発泡よりも先に栓が開いたのは「純米大吟醸 遠心分離 磨き2割3分。元旦届け」という獺祭の中で最高峰! しかも期間超限定のお酒です。それはクリーンで繊細な味わい。何も舌にのせる前、真っ先にこれを味わってほしいというのがよくわかりました。
遠心分離とは何ぞや? はい。蔵の説明はこちら↓
通常、お酒を絞る時は布袋を使いますが、遠心分離の場合は一切不使用。雑味がない味に仕上がると言われています。
さーて、お待ちかね。山口からはるばる!
うすピンク色! そして厚切りのふぐ君。
「ふぐって味がなくて、ポン酢の味しかしないことが多いけど、これは味があるーっ!」という声があがる。確かに旨味が豊か。なるへそ違うもんです。櫻井社長がこだわるとっておきの店からの直送だけに、気合いだ!状態なのでしょう。
お次のお酒は、磨き3割9分
繊細な2割3分から、パンチ力がプラス! こちらで、ふぐの皮などをいただきました。
さて、獺祭をちょこっと紹介。この蔵の特徴はわかりやすいにつきるのです。その理由とは。
1 純米大吟醸しかない
2 酒米は山田錦しか使わない
3 銘柄はすべて「獺祭」
とかく日本酒はわかりにくいと言われています。旭酒造はあれこれつくらないシンプル主義で、味の軸を整えたら、あとは精米歩合だけの差という消費者が選びやすいラインナップ。
そしてお燗。
獺祭さんの燗酒用のお酒というのはあまり知られていませんが、獺祭らしさを出すのに苦心したという燗用の酒「温め酒50」
これにはふぐのひれを焼いたものが入り、香ばしさと旨味がオン!
そうこうするうち、お鍋の登場。大人数のため、土鍋が足りず金属製の大鍋がドーン。運動部の部室で食べるような雰囲気になってきた(笑)
野菜だ、野菜。野菜の入れ物は100円ショップ風。
さて、そうこうするうちに自己紹介タイムへ突入。2階の奥、女子(子か?)4人はまとめてしようという話に。
ほなら「かわうそシスターズってのはどう?」と一致団結。名前はお酒から拝借することに。
「かわうそシスターズでーす! 私は純米大吟醸 遠心分離 磨き2割3分で〜す ヽ(^。^)丿」と玉ちゃん
やまよ「磨き3割9分で〜す (-^〇^-) 」
あっきー「50です ( ^-^)」
れーちゃん「お ま け の仕込み水です (ノω`) 」
みんなで
「かわうそでお祭り!
獺祭くだっさい!
獺祭で拍手くだっさ〜い! (≧∇≦)/ 」
( ゚∀゚)人(゚∀゚ ) ♪
ベタだよー。
でもベタが古典になる日も近い!? 強要する笑いになると思いきや、皆さん、酔っぱらっているせいか、シスターズが、かわいいせいか(ないってか)、どえらい勢いで笑ってくれました。酔っぱらいっていいなあ〜。
これはコンテストになっており、笑いが多かったということで、審査員賞の四合瓶をいただきました。
宴たけなわの頃、発泡にごりが。アルコール度数が12度と低めのお酒。ビール代わりに飲んでほしいと昨年、開発された発泡酒です。度数が低いのに味しっかり。中根ちゃんがつぎに来てくれました。中根ちゃんは渋谷の東急ハンズ斜め向かいのキリンシティ渋谷ウエストにお勤めです。注ぎ方が違いますね。
櫻井社長が2階へ上がってきました。「2階はコワくてなかなか上がれませんでした(笑)」
一同であらためてかんぱーい。
喜びをわかちあうの図
楽しい時間はあっという間、ごちそうさまでした!
ラベルはすべて「獺祭」。わかりやすいと改めて。
ニューヨーク担当の櫻井ジュニア。最後までお世話になりました!
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