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December 4, 2010
お米の国の人だから。トキひかり
新米シリーズ。その2!
2006年からいただいている「トキひかり」新潟の菊水酒造の高澤大介さんに教えてもらったのがきっかけです。
指導・普及活動はNPO法人メダカのがっこう
1.このお米を育てた農家は、自分の田んぼから日本の自然環境を取り戻そうという志を持ち、農薬・化学肥料を使わず、多種多様な生きものたちに配慮した田んぼつくりをしています。
2.このお米を育てた農家は、生物多様性を活用した農法や、温故知新の精神で自然の摂理に従った稲作の研究に励み、1年のほとんどを田んぼ作業に費やしています。
3.このお米を育てた農家は、日本の米がF1種や遺伝子組み換えの種にならないよう、自家採種をしています。
4.このお米を育てた農家は、食味を追及するため化学肥料を使わず、1反歩あたりの収穫量をその田んぼの土が持つ能力の8割~6割に抑えるなど様々な工夫をしています。
5.このお米を育てた農家は、命を大切にする農家の後継者を育成するため、技術を伝承し、農薬を使用していない農地が転用されないように守っています。 6.このお米を育てた農家は、地域の文化や祭り、稲作にまつわる伝統行事を大切にしています。
7.このお米を育てた農家は、味噌、醤油、梅干、漬物など日本の醸造・発酵・塩蔵技術を伝承し、メダカのがっこうのお米会員と一緒に原料から無農薬・無添加の自給自足体制を目指しています。
佐渡の7軒の農家が始めた、トキの野生復帰を目指して作ったコシヒカリ。
「佐渡の自然を再生し、トキがすめる環境をつくる。そのためにも、無農薬農業を推進し、棚田、森林を復元する」を提唱。
日本で最後までトキがいた佐渡。
トキよカムバック〜と口で言っても、言うだけではトキはもどってきません p( `o´ )q
トキの餌になる、ドジョウ、タニシ、メダカ、カエルがいなければトキは生きていけないのです 。
(↑だんだん生き物が増えてます!2010年の米袋より)
トキが戻るには農薬、化学肥料を使わない田んぼにもどすしかない。水田内の生態系が保たれれば、生き物が増え、土壌が肥沃になる、稲は栄養を吸収できる、いい循環が生まれます。そんな当たり前の事実は「トキと共生できる環境こそが、人にとっても良い!」ということ。
今までの農法とはガラリと違うため、当初は「農薬が使えないんじゃ作業に支障がでる。トキなんか戻ってこなくてもいい」「トキと人間、どっちが大事だ」という声もあったとか。リスクと隣合わせですから無理もありません (。_。 )
志の高い、農家さんが育てたトキひかり、自然の滋味たっぷりで米のうまみ充分!のおいしいお米です。
新潟県新発田の村山米店の村山浩一さん。がんばっています!
●佐渡のトキひかり (^o^)
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菊水酒造さんのgoodsなかなか面白いです。「お酒頂戴前掛け」「手拭い酒席芸」あったら便利かも!
Topics: macrobiotic, 玄米 | No Comments »