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December 10, 2010
赤坂・花楽で福光屋の純米酒
赤坂・花楽さんのお料理です。お野菜中心の上品なお料理づくし。久々に感動!した和食の話つづき。(昨日で年内の出張がすべて終了!万歳2010。お世話になった皆様に感謝です)
今宵はリョーショクリカー副社長・古屋忠文さん。顧問の藤原謙次さん。ガッツがあるから”パンチ長島”と命名した(笑)長島愛さん。そして福光屋の品野陽一さんたちです。このお店のお酒はすべて福光屋さんの純米酒。
最初のお酒は加賀鳶「山廃純米吟醸」ひやおろしなので秋の黄金色をイメージしたラベルとか。原酒です。
古屋さんの秘密兵器登場。デジタル温度計!結構正確で楽しい。
そして2番目のお酒は「冷やおろし 福正宗」。
石川県酒造組合では「冷やおろし」解禁日を9月9日で統一しているそうです。
落花生豆腐!
蕎麦の実がかわいく散らされています。クリーミィでコクある逸品。
そして「蒸し鮑」が登場。3番目のお酒「加賀鳶 純米吟醸」の説明をする品野さん。
「蒸し鮑 一夜干しの大長茄子添え」
味付けは鮑だけの塩味だそうです。シンプルに純粋に味わう事ができました。添えてあるのは大長茄子の一夜干しで、干し野菜にしてから蒸したそうです。鮑と食感を似せてあり、なるほど〜の技でした。プロは違います!
そして次なるお料理にもビックリ。
お椀です。一瞬見て鶏肉団子かと身構えましたが、ベジ!蓮根です!!(牛、豚、鶏は苦手)
「萩蓮餅椀」ルビ=はぎれんもちわん。蓮根でお餅を作り、中に新ぎんなんと蓮の実を入れて菊花を散らしたお椀。美しいうえ、とびきりおいしいお出汁の味わいに感激。
目が覚める美しさ!長皿登場。
「擬製焼き」ルビ=ぎせやき。擬製豆腐、栗を揚げたもの、紫芋の茶巾を添え、オクラの花ふわり。
「子持ち鮎の唐蒸し」。鮎の中におからが入っているのです。
「唐蒸し」は石川県の郷土料理。
緑色は蓼(たで)のソースでゆるやかなとろみはお粥でのばしているそうです。トパーズ色した餡は醤油+出汁がきれい。お見事!
お品書きを見せてもらいました。
どれどれ、ふ〜む、ほぉの二人。
鱧!
鱧には純米大吟醸「瑞穂」
鱧の骨を焼いてからとった出汁に、福光屋の純米酒を煮詰めて煮詰めてうまみだけ残した出汁。と料理長。ふわりと広がる鱧。
「純米大吟醸 加賀鳶 藍」
「純米吟醸 鏡花」
「福正宗 純米 完熟辛口」黒麹を使った1本です。
お漬物は「水茄子を和芥子醤油で」さっぱりして和芥子の辛みが爽やか。
焼き鱧雑炊。黒七味で。
最後の最後に
「茶豆を使ったずんだわらび餅」
ただの枝豆じゃないところがまたニクい。
ごちそうさまの記念撮影。
ありがとうございました!
凛とした中村英利料理長、プロデューサーの高堂のりこさん。美しい組み合わせを見せていただきました。 野菜好きの私には最高の「花楽」さんです。
このお料理は9月13日のコースです。
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椅子の事が書かれたブログがありました。店内の様子がわかります。
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