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月の井酒造店+斎藤料理長macrobioticコラボ

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コンラッド東京「風花」の斎藤料理長、いわずもながの和食の名人ですが、マクロビオティック的料理法を研究されておられます。

玄米も根菜類も斎藤料理長の腕にかかれば大変身!

先日、有機の純米酒を醸造する茨城の「月の井酒造店」坂本敬子さんが主催する会で、また新たな技を披露してくれました。

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↑お酒の説明をする坂本敬子さん。急逝されたご主人に代わり、社長になって3年の時がたちました。

さて、斎藤料理長のお料理です。

美しさは毎度のことながら、今回のびっくり!は、一物全体のあくなき追求の野菜料理!でありました。3種類だけ、完璧なマクロビオティックで仕上げてくれました。

そのひとつが!

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これです。

なんと枝豆の薄皮と里芋の皮を、かりっとさっぱり揚げたというもの。参加者全員、初めての体験。口の中に入れると、サクッ、パリッのなんともほのかな食感。素材の味がしっかり広がります。

同席のリマクッキングの石井洋子さんと顔を見合わせ、驚き、おいしくて言葉を失うの巻。

この皮を食べるために身があったのでは?と思えるほど。どちらもよく知っている素材ながら、こんなふうに仕上げられるとは考えもしませんでした。


もちろん中身も斎藤マジックで登場。里芋は蒸されて中に大徳寺納豆がin。枝豆はマッシュされ、薄緑の香りのいいお団子に。

素材の持つ味の深さ、そしてその力を最大限に発揮する技術。斎藤料理長、あっぱれでありました。

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栗の渋皮煮は、米飴だけでたいてあり、ほんのりとした甘み、ほっこり加減、ほのかな渋みと絶品! マクロビーノなら卒倒です。

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皮は揚げて、中身はご覧のとおり、ほくほくに蒸してありました。ひっくり返してみると中に大徳寺納豆がIN!

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柚釜の酢の物。

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クワイの丸ごと天ぷらです。この時季は赤ちゃんみたい!

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月の井酒造店のオールドラベル。昔のデザインはかっこいいですね。

中身は、先代の社長が「酒を変える」と決意した時のお酒です。10年の時を経て、じっくり熟成を続け、まろやかで味わい深い古酒となっていました。

先代は惜しくも亡くなられましたが、お酒がこうして時を経て、静かに教えてくれていることを感じました。がんばって! 敬子さん。


Topics: macrobiotic, 日本酒 | No Comments »

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