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February 8, 2009
富山の百姓納豆、百姓もち
dancyu plusで紹介させていただいた小原営農センターのお餅と納豆。生産者の三浦さんにお会いしました。大阪出身の三浦さんは草刈り十字軍に参加したのがきっかけで富山県で農業の道へ進みました。
現在、30町歩、80トンのお米、大豆、野菜を農業志望の若者と一緒に栽培に、化学合成された農薬も化学肥料も一切使用しない有機JAS認定の田んぼ、畑で育てています。
美しい大豆!品種はエンレイです。
(右)三浦さん。豆腐を作る時のにがりは天草塩の会の松本明生さんから直送してもらっています。
揚げ油は鹿北精油さんの菜種油を使用。
大豆の甘さがよくわかります。できたてのおからをいただいたらまろやかでしっとりクリーミィ。そのままでおいしくてビックリ!「ポテトサラダみたいでしょう」と三浦さんの奥さん・よしこさん。
減反で大豆を作っても行く先が生産者にはわからない…それじゃ面白くない。どう反応があるか受け止めたい。そんな思いもあって豆腐や納豆の加工を始めたそうです。「食べ物を作っていればお客様のおいしいという声が聞けるし、言わせたいですね(笑)」製品は直販、アンテナショップ、ポランの広場などで販売しています。
有機の大豆300g180円、有機の黒大豆250g320円、黒米(農薬、化学肥料不使用)300g350円も。
そして豆や黒米はお餅の材料にも。冬場だけの限定品「百姓もち」。もち米は自家栽培の有機栽培・新大正もち米を使い杵つきで。味は濃く食べごたえあり。白、玄米、昆布、黒豆、よもぎがあります。
POPやチラシはすべてよしこさんの手書きです。
ここに来た人だけのとっておき商品。お餅のはしっこだけ集めたもので、その名もずばり「はしっこ」!
きれいなお餅づくりの道具は、すべてスタッフの手作り製品。(右)奥さんのよしこさん。富山にくる前は知的障害者施設で働いていました。
「その子どもたちと農業=植物は同じなんです。言葉を持っていない同士です。通じあうために何をしていいか、何を欲しているかを探っていくのが仕事です」
●農業生産法人 有限会社 小原営農センター
〒939-2232 富山県富山市小羽222
Tel/Fax 076-468-0034
Blog 富山お百姓生活
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