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January 15, 2011
12月食べたもの記録2+wine
永福町の松坂屋酒店さんでニッポンワインを買う。四恩醸造など日本のいい和イン(獺祭、七田など日本酒も)揃ってます。この日はタケダワイナリーのサン・スフル 「山形県産ぶどう100%。良質な部分だけを発酵させてつくった酸化防止剤不使用、無濾過で仕上げたナチュラルなワイン」という応援したい個性派の微々発泡。意気込み買います!
松坂屋酒店 東京都杉並区和泉3−46−7
電話03−3323−2266
そしてもう1本は
店主・池田さんイチオシのイタリアの白!
「濃いですよ」と言われたけど本当に濃かった 濃縮りんごジュース色。ベークドした粉ものと相性良し。
↑これはちひろさんが焼いた国産小麦のシュトーレン。私には粉糖ナシで送ってくれました。心づかいありがとう! 不思議な風味のワインは和食にも良し。
12月4日暮らしのうつわ花田へ。新婚さんへのgiftを購入。
12月6日affの原稿を書き上げてからカナリアの徳田祐司さんとランチ。いろはす、サントリー、鳩カフェなど多種多用なデザインを手がけるクリエーティブディレクターの徳田さん「ポジティブなコミュニケーションデザイン」が信条。オランダでの壁を使ったメッセージ、そしてretired weaponsのストーリィをいっぱい聞く。
デザインは「救える!」が可能になる(かもしれない)。可能の可能性。デザインひとつでどうして?なぜ?というハテナが、国籍問わず瞬時に伝えることができる。デザインの力はすごいと思う。もっとも優れたデザインに限りますが!
retired weapons
そして
グリル調理をよくするので耐熱容器は必需品。こんな取手つきの白を発見!新品の器は楽しい嬉しい。ですが、イカにオイルをかけてグリラーで焼いたら、縁が一発で黒ずみましたとさ。美人薄命。丈夫さには問題ありません。ブスは強い。ちょと違う!?
12月に入るとクリスマス月間
2010のテーマはワイン!ブルゴーニュで素晴らしい生産者さんに会いました(blogで書いてません。じっくりと思うとなかなか )
好きなクリスタルも!好きなものを木の枝に飾る機会は普段ないので嬉しい。子供の時、1年中クリスマスならいいと思ってました。
12月7日三重県出張へ。こちらも、どこもかしこもツリー三昧
夜はホテル ドーミーインへ。このホテルのキャラクター、ドーミーいんこが「ボクといっしょに写真を撮ろう」だって、ばかばかしい〜っ
っと思ってましたが、夕ご飯食べて一杯飲んで楽しく戻ってきたら、撮ってました(笑)梅原真さんと。
その一杯(いっぱい!)飲んだ夜。初めてのお店で一杯だけ飲んで(はずしたらすぐ出るに限る)、もう一軒の候補だったお寿司屋さんへ。地酒で純米酒とオーダー!
伊賀の蔵元・森喜酒造場「るみ子の酒」があるという。 良かった。それお願いします! 阿波山田錦、新潟五百万石、9号酵母の四合瓶。
お店の人がボトルとグラスをドンと置いて去ってしまう。自分でつぐの?どういうシステム? 飲み放題??(な、わけない)。
手酌の2杯目が終わるころ、あのーっと聞いたら「ボトル売りです」あ、そうですか。じゃ、遠慮なくってか。
NEXT!
元坂酒造さんの酒屋八平衛。山廃純米。「ええっ?お燗するんですか?」と言われながら負けずにお燗してもらう。るみ子もお燗してもらう。
紅葉おろしの着色レッド。生姜のはじかみ着色ピンクがご愛嬌。お寿司屋さんはあぶったり、煮たり揚げたりが自由自在にオーダーできるのがいいですね。米もあるし、肉はないし。
初めてのお店でしたが何でも心よくしてもらえて助かりました。ピース!
翌日の昼。Tさん&Mさんが一生懸命考えて連れて行ってくれた(と思う)ランチの店。
おもろいな〜。
とある蒲鉾屋さんが始めたというレストラン。外観はおしゃれなシンプルモダン風。箸置きが埴輪と予想外。
その予想外は料理にも。お寿司ランチを頼んだら前菜に登場したミニ小鉢が妙。小さな器に蒲鉾と卵焼、コンニャク、昆布巻が積み木のように積み重なって登場。小さな器が安定悪いためか、見栄えのためか、白い器にのってます。
頂上にONされた目玉オヤジのような丸いもの、何かと思ったら甘い求肥 自社製品を重ねてみた?とみた。味の組み合わせはこの上なく不思議。もっとも見た目も不思議。よくこんな妙なこと考えたな〜とある意味感心。お寿司にはイクラがチャラリラ…なくてもいいと思いますだよ。ワタクシは。
イクラない方がスッキリ。太巻きは二重になってボリュームあり。具にも自社製品蒲鉾がモチロン。大きいし海苔が噛み切れないので外輪から食べることに。そこには具がないので途中、中の具をつまむ。だんだん妙な姿になる。同じものを注文した梅原さんが「どうやって食べとんねん」と私の皿を見て、笑う。年輪はバームクーヘンに限る。
夜、この日は仕事終了が遅く、試食もあってかあまりお腹がすいてない状態。居酒屋さんへ。
初めての居酒屋さん
ダークブラウンのつまみ2品。蛍イカ沖漬け。おでんよく煮しまってました。丸丸四角四角。
三重県は牡蠣が有名。鳥羽浦村産の牡蠣という。そこで牡蠣フライ、牡蠣ホイル焼きも注文。The 居酒屋つまみ!
最後は「きれいなところできれいなものが飲みたい」と、この町の最後の砦、Wine Bar「壱」へ
この夜は4年間の事業の最終日でした。
「絶対おいしいワインが飲みたい!」と意見一致でブルゴーニュをチョイス。シャンボール・ミュジニー村!
次、モレ・サン・ドニ村。ブルゴーニュ祭だ! ベリーやすみれ、ローズのような香りにうっとり。ひとくち飲むと口中から幸せがあふれてくるよう。繊細な層が積み重なってできるおいしさ。発酵することでこんな素晴らしい変化が!すごいなあ発酵。こんなワインを飲むとつかれもふっ飛び、目がさめます。
長いようで短かった4年間に乾杯!
↓ブルゴーニュで出会った生産者さんとワイン
先祖代々受け継いだ土地への誇り!愛。感動する話をたくさん聞きました。
農産物は土を食べると同じことであると言われますが。水を一滴も加えないワインだからこそ、まさにそう。
ワインの葡萄は一度も洗わない…だからオーガニックであることは絶対条件。ただ最近は売れるからオーガニックというインチキな味(濃縮果汁で造る、火入れする、ミクロフィルターを通すetc.=まずい)ワインが増えました。オーガニックは特有の香りがすると言われますが、下手な人が造ればマズいんです。日本酒も最高の山田錦を使っているのに、おいおいというお酒があります。同じです。オーガニックだらかうまいまずい論ではなく、上手な人が造ればうまい。ワインは単発酵。葡萄の質が味にイコール。ゆえに葡萄の選別、製法がとってもデリケート。スペックではなく、味で価格が決まるので値段と味が比例するのです。
売れるからではなく、土地を健全に守ること。そこで最高級のワインができれば後継者に悩むこともない。未来永劫、自分の土地が守り続けられるという事。
そんな最高のワインを仕上げるためにはオーガニック栽培が不可欠。そのための努力は最大限にする。マイナーチェンジの繰り返し。今回お会いしたスペシャルおいしいワインを造る3箇所のワイナリーの方から、「なぜ、ここで自分がワインをつくるか」という哲学を教えてもらったように思います。
となると、日本酒の「地力」とはなんだろう。味と価格はイコールになっているのか。
なんちゃって。
口にするものはなんといっても、味で感動すること! 疲れが吹っ飛ぶおいしさ! 気分がアゲアゲになる味じゃなくちゃ飲む意味なし。
「ねえ、あのお酒あけちゃう?」「あけちゃうあけちゃう!!」といってる互いの目が「へ」の字になっちゃうようなお酒 が一番。
今年も行きたいブルゴーニュ!
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