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February 4, 2011
2011年1月の日本酒と肴
今年のお正月、我が故郷鳥取県は豪雪のため、高速道路は通行止め、鉄道、飛行機もALLストップと交通インフラ壊滅状態。というわけで、帰省は断念。東京でのんびり過ごしました。まずは白扇酒造さんのお屠蘇で年明け。
お蕎麦+大根おろし+塩+レモン+オリーブオイル。お雑煮は黒白のゴマ餅で。
そして!
JUST元旦に届いた!獺祭旭酒造さんのその名の通りのお酒到着。
31日も1日も同じヤマト宅急便のお兄さん。「よいお年を〜」「あけましておめでとうございます」が数時間しかたっていなかったように思う。
『獺祭 純米大吟醸 遠心分離 磨き二割三分『元旦届け』』
遠心分離の説明 ↑ 無加圧状態で瞬時に搾るため、もろみの風味がそのまま味わえるとか。布を使わないので匂いの心配もないという。
精米歩合 23%!!
その他、お正月のラインナップ!
きれいでやさしい味の『喜久醉 松下米純米吟醸』
『喜久醉 松下米純米大吟醸』吟醸より大吟醸のほうが、ぐっとふくよかに感じました。料理と合わせるというよりは、単独で飲みたいお酒です。
スタンダードの純米大吟醸もすこぶるきれいでおいしい。
『喜久醉 純米大吟醸』
青島孝さんが造るお酒は、とことん清らか。体になめらかにしみこんでいくようなpureな味わいが特徴。お酒は造りてを表す鏡のようだと思います。
お酒は蔵元さん、杜氏さんの印象とピッタリ当てはまるから面白い!
そして、クリスマスに1本開けて感動したNEXT5☆
5蔵が技術交流してつくりあげたお酒。製造工程ごとにバトンを渡していくリレー形式醸造。麹は『白瀑』山本友文さん。酒母『ゆきの美人』小林忠彦さん、『一白水成』渡邊康衛さん。仕込み水は『春霞』栗林直章さん、そして醪(もろみ)が『新政』佐藤祐輔さんという。リーダーの小林さんは毎日チェックしに新政へ参上したという。青リンゴと白ブドウ、感じのいい果実味たっぷり。微発泡で爽やかさも満点!
こちらはワタクシのPB …ではなくて、銘柄が同じ名前の『山本』というお酒。銘柄が本名だけに、毎回、仕上がりがとっても気になります。今年は蔵元杜氏の友文さんがお米も手がけた白ラベルが登場。インパクト大の仕上がりで味は強い!です。うちの兄も天洋酒店で購入(笑)●2009 NOV赤山本とヤマユ
島根県・東出雲の王祿酒造。蔵元杜氏の石原丈径さんの名がついた、ズバリ『丈径』。農薬と肥料を使わない栽培による山田錦を100%使用。ラベルのデザインが変わりました。
出羽鶴さんの『謹賀新年』新酒槽搾り。ジューシィ感たっぷり。
最近の出羽鶴、刈穂は目が離せない!今、注目中。『純米吟醸 謹賀新年』は絵馬つき。
新政さんの精米歩合90%純米酒。
「低精白のお酒ってくどいんじゃない?」と思うなかれ。ビックリするほどすっきり系です。そして安い!だから、「日本酒苦手なんですぅ」というウラ若い女子や男子に飲ませてあげたい。ここの90はありえない90です。
ぬる燗にもチャレンジ!
秋田県の川連漆器。地元出身の加藤はなゑさんにいただいたもの。『きもとのどぶ』を入れたらとってもキュート! 白いお酒と漆器いい組み合わせです。
○お正月の思い出つまみ
お正月はお刺身がストックネタばかりなのに高い!半額ならまあいいか…で購入した商品。サーモンやイカ、甘エビって全部冷凍ネタ。
そこで耐熱容器に並べ、それぞれに焼き塩、黒胡椒、レモン、オリーブオイル、ごま油など振りかけてグリル! 生姜やニンニクも。easyなおつまみの出来上がり。
超お手抜きつまみですが、醤油やバルサミコなどお酒に合わせて。結構楽しめました。
『睡龍18BY』
『きもとのどぶ』と同じ久保本家酒造の『睡龍』。うっすら琥珀色したオールドヴィンテージ。遠藤和さんにもらった盃。これを飲むのにピッタリありがとう!
飲んだ最後はリンゴにレモン汁をかけて。
というわけで1月に飲んだものの、一部!?をご紹介しました!
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