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March 1, 2009
宮崎県北郷町 森林セラピー基地グランドオープン!
宮崎県北郷町は2008年4月、国土緑化推進機構の森林セラピー基地の認定を受けました(森林セラピー基地は現在、全国で35箇所あり)。そしてこの2月28日にグランドオープン!
森林セラピー基地に認定されたことをきっかけに、健康な食をプラスして北郷町の魅力アップをはかりたいと「森林セラピー料理研究会」が立ち上がりました。そして北郷町から依頼を受けて研究会のお手伝いをさせていただきました。
森林セラピーの基地、猪八重渓谷は深い緑の中に滝がいくつもあり、水しぶきの音に誘導されて歩く深い森。基地入口には飫肥杉のチップが敷き詰められて踏むたびにいい香り。森の中では苔やさまざまな樹々の香りに包まれ、なんとも癒されます。
森林セラピー料理研究会のメンバーは地元北郷町のホテル、旅館、レストランの料理長と支配人たち。全員でワークショップを行い、北郷町の森林セラピーに対する考え方を出しあいました。そしてそれぞれの考えをお弁当という形で表現することに。
地元の食材や伝統食が体にいいという考え方、四季のある日本では旬のものが一番という考え方、皮も葉も全体に栄養がある一物全体という考え方を基に、栄養面や環境面も併せて考慮した調理法で研究開発。
写真左は農園ぴくにっくさん、右はホテル北郷フェニックスさんのおむすび弁当です。森林で食べるお弁当なので、食べやすいこと、ゴミが出ないことを念頭に地元素材を使って製作。それぞれに違って面白い!
(左)お食事処 和(なごみ)さん、(中)合歓のはなさん、(右)サンチェリー北郷さん。
町長の倉岡清美さん。人望厚い人気者。この3月で日南市と合併するため今期で引退。もったいない!と皆さんが口を揃えます。できる人ほど勇退が早い?
研究会の最終回は齋藤料理長による実技指導あり。前日に準備をする(左) ホテル北郷フェニックスの深水政信料理長、(右)はサンチェリー北郷の蓑崎俊彦料理長。
春素材の下ごしらえ。美しいです。空豆、うど、じゃがいも。
齋藤料理長が考える北郷町の森林セラピー弁当を料理人有志で一緒に製作。
容器も重要。今回は竹製ですが、北郷町は飫肥杉の産地なので、いつかは地元飫肥杉を使って竹皮代わりのシート状のものを作るか、繰り返し使えるお弁当の器ができるといいなあと思います。
手元を見ながらアドバイスを聞く。
(左)それぞれの宿から想いを語ってもらいました。合歓のはなマネージャーの細元啓一郎さんの発表です。
(右)最後に役場の産業開発課の釈迦郡(しゃかごおり)さんから今後の展望、及び説明あり(釈迦郡さんは韓国語も達者!な「シャカさま」)。森林セラピー基地および料理についてはシャカさままでおたずねください。
今回、この研究会の講師を依頼してくれた後藤英一さん。3月末で県庁に戻られるそうですが、どこに行っても穏やかかつテキパキさんでがんばってくださいね。ゲゲゲの鬼太郎のファンでやまよと同い年!でお孫さんもいるという(人生早いなあ)とってもお世話になりました!
北郷町にはおいしいものがいっぱい。そのひとつだけ最後に紹介。おばちゃんパワー全開の麦味噌!で、大豆の甘いこくがあっておいしい〜お味噌です。力ある人いっぱいの北郷町です。みなさん、ありがとうございました!
●森林セラピー基地 北郷町 問い合わせ先 北郷町産業開発課 商工観光係 TEL 0987ー55ー2111
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