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2月の思い出。人形町きく家

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大地震から1ヶ月たちました。地震再びで、気が抜けない不安な日々が続いています。

そんな時に、だからこそ!?  素晴らしくおいしかった2月のお酒とお料理の思い出し記録。お酒好きの心を、すべて心得たような、お酒と料理の出会いがありました。

憧れのお店、人形町のきく家さんです。

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まずは、神亀の「華吹雪」、青森県で生まれた酒造好適米。冷やでお燗で。

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温かなお椀もの。お酒を飲む前は温かなお汁を飲んでおくと体が温まり、悪酔いしません。(右)きく家の女将さん。

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菜の花、骨せんべい、空豆と春が盛り込まれた口開けの一皿。

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そして、品よく、ほどよく。いい塩梅。噛む程に旨味が出るアワビ、口のなかでほろりととける寒天寄せなど…。

お酒にあうよう、よくよく考えられた、ゆっくりと楽しめるひとそろい。

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温かなお茶も。お口とお酒をリセットしてくれます。ゆるやかに長く楽しむ工夫ある料理が次々と。

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お刺身はサヨリ、カワハギ。そして青柳。旬の魚介類。

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鳥取県、田中農場の田中さんが栽培した酒米・山田錦で醸造した「小鳥のさえずり」。

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藤原謙次さん、長島愛さん、神亀酒造の小川原さん、古屋忠文さんでカウンターを囲みました。

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温かな一品、再び。

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からすみ、なまこの卵巣を干したくちこなど、日本酒を盛り上げるたまらない珍味たち。

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なにから、どれから。目の前に広がる楽しい光景。

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さわやかな青菜、そして香りのよい蕗味噌など。甘苦酸渋の味わいいろいろ。

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きんぴら牛蒡も細やか。

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神亀のほぼ全ラインナップを、お燗酒で合わせて楽しみました。

〆は

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温かなお蕎麦。飲んだあとは塩気のきいた蕎麦つゆが染み渡ります。そして水菓子へ。

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きく家のご主人さん登場(なぜか私と同じ学校卒)。

日本には四季とそれに合わせる日本酒があり、幸せな国だと思いました。

命ひとつひとつに感謝しながら大切にいただく。それは海、山、川、田の豊かな実りがあってできること。自然と人の労力が結集したすべての恵みがあってこそ、幸せで調和がとれた食が成り立つ。それをしみじみ感じた一夜でした。

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今宵の神亀ラインナップ! きく家さんにはフルで神亀が揃っています。


Topics: 日本酒 | No Comments »

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