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April 22, 2011
悦凱陣の3杜氏飲み比べ
いや〜いろんなコレクターの方がいるもんだ…と。
梅干し作りが趣味の、のりさんこと長谷川憲孝さん(同い年)が、とっておきのコレクションを披露するという。題して「のりコレ」。平和な2月20日の出来事です。
「今回の ”のりコレ”は、悦凱陣(よろこびがいじん)。興を中心に信道、道孝と三杜氏の酒など10本くらいを出品します。秋元英二君との20年越しの約束を実行!」。杜氏3代を飲み比べるとは興味津々。
会場は相鉄いずみ野線緑園都市駅下車徒歩2分のサザビー。サザビーって、あのアフタヌーンティーとかのサザビー?!な、わけありませんでした。初めて降りましたよ緑園都市駅。
じゃ〜ん。どどーんと悦凱陣祭!
どどーんと悦凱陣祭その2。
スペックがすべて書かれた独特のラベル。現蔵主で杜氏の丸尾忠興さんの名。
悦凱陣ラベル記録。
いや、すごい。米違い、杜氏違い。ふる〜いものからそうでもないものまで。よく保存していたものです。
参加者、一通りの試飲が終わる頃、いよいよ座って(待ってました)料理を食べながら、飲む時間に。
初めてお会いする皆さん。今回の主旨を説明するのりさん。
my猪口持参の方も。これはお隣の方のスクエアな白磁器。
サザビーは見た目、喫茶店。本や新聞が置いてあるような、駅徒歩2分にありそうなお店です。検索したら「イタリアン」と出ていて、申しわけないけれど、お料理に期待していませんでした。
それが、嬉しい期待の裏切り。凱陣にあいそうなおつまみがちょこちょこちょこと沢山登場。白和え、黒豆、ブルーチーズ、納豆、塩辛etc. それが、いかにも!凱陣を意識した面白い味をからませて登場。聞けば、ここで川西屋酒造店、丹沢山・隆の会も。露木さんもいらした?なるほど、うるさい日本酒族に慣れているというわけですね。ほ〜へ〜ふ〜。
気がきいた野菜のスプレッドも。
ご主人が朝、自分で釣ってきたという新鮮な鯵のお刺身。青じその葉と大根たっぷり。
椎茸につみれを詰めた煮物も。(右)店においてあったコーヒーの木。
のりさんです。梅干しが上手なので信頼(笑)。露木さんの紹介です。
蓮根はさみ揚げに、牛蒡。
3杜氏並べてパチり。(右)釣ってきた鯵でアツアツ鯵フライ。キャベツたっぷり。
誰も酔いません…。
野菜もご飯もたっぷりで大満足。
悦凱陣の3杜氏は、それぞれ微妙に味わいが異なりましたが主軸は同じだと感じました。丸尾本店の酒づくりは、こうして連綿とつながっていくのだと。
こんな風に、ファンに大事に飲まれて、お酒も本望でしょう!
大切に造られたお酒、それに合うよう一生懸命、手作りした料理と一緒にいただく。その時代のお米をこんな風に、時間を経ておいしく味わえるのが日本酒のいいところ。贅沢なことです。お米はこうして生きている!
3杜氏のお酒リレーは、その時代にタイムスリップしたようでした。のりさんありがとう。
●おまけ
日本酒の賞味期限を聞かれる事があります「去年の日本酒があるんですけど、もう飲めませんよね?」
日本酒は(いい日本酒は)、いいワイン同様、寝かせてOK。かえっておいしく変身するお酒もいっぱい。というわけで賞味期限はあるようでないのが日本酒(いいというか、それに対応した日本酒に限る。しつこい)
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