Sidebar Window


Search




Sidebar Window


Sidebar Window


Sidebar Window


Sidebar Window




Topics



Monthly Archives





« 滑川のホタルイカ1 | Home | 滑川のホタルイカ3ほたるいかミュージアム »

滑川のホタルイカ2定置網は藁の網

R0010317

地震後は出張もキャンセル続き、また、出かける気にもならずでひきこもっていましたが、4月7日は地震前から決まっていた滑川市のホタルイカ漁見学でGO☆GO富山県。久しぶりの飛行機、立山連峰はワイドだな〜。

知ってるようで知らない、ホタルイカのことを勉強しに行きました。

R0010320R0010323

富山はどこからでも立山連峰が背景に見えます。駅からもよく見えました。そして今回は大谷洋子さん=通称、ゴッド大谷と珍道中のホタルイカ滑川巡り。富山駅で待ち合わせ、JRに乗ってゴトゴトと滑川駅へ。はじめて降り立つ滑川駅前の前で「ようこそ滑川へ〜!」とゴッド。

R0065359

市役所へ表敬訪問。クラシックな滑川市長室です。

R0010328kirarin

滑川市長の上田昌孝さん。食育に力を注いでいます。(右)滑川のキャラクター☆キラリン。もちろんボディはホタルイカですわ。着ぐるみも完成!

そして、夜、上田市長と久保副市長&ゴッドと名物ホタルイカをいただくことに(市長は途中で次の仕事へ)。会食会場は、市内(唯一)のホテル、サンルート滑川レストラン「有磯」

R0010334R0010337

今回、滑川訪問の目的はホタルイカともうひとつ。「恵田(エデン)」を醸す千代鶴酒造さんを見たい事でした。滑川唯一の酒蔵の千代鶴さん。写真の恵田は、滑川市内で栽培した雄山錦を使った純米酒です。じつは去年の11月3日に初めて出会い、そのおだやかな味わいに感心したのでした。しかもご本人の雰囲気がそっくりそのまま!(お酒とそのご本人はよく似ていると思うことがあります)。そしてHPもお人柄、センスそのまま出ています→千代鶴酒造

ただし本当の少量生産

なんと、90石!

この「恵田」もとっくに売り切れで蔵に在庫ナシ。なのですが、そこを2本も確保してきてくださった副市長の久保さんに感謝!

R0010338みずはたさんで購入されたそうです。

R0010333R0010380

貴重な「恵田」じっくり味わわせていただきました!ありがとうございました。

そして、いよいよ滑川産ホタルイカが登場!

R0065365

お刺身で。わさびではなくおろし生姜です。

R0010372

ホタルイカを刺身にするときは背骨を抜いて、内臓をとって、水洗いし、頭と足に分けて提供。この刺身になった足は「竜宮そうめん」と呼ばれています。これが本場・滑川のホタルイカのお刺身です。

ホタルイカの足がどういうふうになっているか、↑きれいにのばしてみましたとさ。長い足2本は本当にずば抜けて長いのです。短くて黒いマニキュアをしている足先は発光部です。水のようなきれいな味です。

R0010387

そして、こちらのホタルイカ。ぷっくりまんまるボディ!立派です。シャブシャブ用です。

R0010411

昆布が入ったお風呂で、シャブシャブッと

R0010426

シャブシャブッとしてポン酢醤油へチャポン。

R0010429

きれいな桜色だと感激していたら、「ちょっと火通しが足りないですよ」と横からゴッド。

R0010433

次のホタルイカはそのアドバイスをうけ、数秒増やすと内臓がぷしゅ〜っとはみ出てきました。「そう、これですよ!」とゴッド。内臓が出てくると、生臭みもすっかり消え、身はぷるん。一体感が出てきます。旨味複雑美味増。確かに! ホタルイカの加熱はこれが目安と知りました。

R0065371

東京でもホタルイカの生は売ってはいますが、このぷりぷり鮮度で購入するのはかなり難しいと思います。しかし、立派なホタルイカがあるもんだ〜(驚)


富山県のホタルイカは定置網漁業により獲られています。定置網漁業は氷見が元祖。 「資源に優しい漁業」 「自然共生型漁業」 と評価が高く、「東南アジアから研修生もきています」と久保副市長。

ところが、 1984年から、 山陰・若狭(わかさ)沖で、 「底曳網(そこびきあみ)漁業」 によってホタルイカが獲られるようになった。 その漁獲量も、 最近では3,000トンから4,500トンに達し、 富山県の漁獲量を大きく上回っている。 県別にみても、 1996〜1998年は、 兵庫県が富山県を突き放し、 首位の座にある(県資料より)

と、他県の一網打尽の底引網漁業を問題視する声も。

R0065368R0065371

定置網はホタルイカを追って獲る方法ではないため、効率は悪いけれど、乱獲にはつながりにくい。しかもホタルイカが「船に引き上げられるまで生きているので、富山湾産のホタルイカは鮮度が抜群」と、味のうえでもgood。滑川は漁場が15〜20分と近く、鮮度保持に関しても抜群!というわけで滑川産がブランドなのには理由があり。

しかも、網は ”わら” で編んで作られ、ホタルイカを傷めない工夫も。かつ、海を汚さない+エコ。

漁網が、藁=わらですよ、わら!! ご存知でしたか?

私は今回初めて知りました。おいしいものには、さまざまな持続可能な技術面での工夫があり! 今回は見る事が出来ませんでしたが、北日本新聞に取材記事がありました。

北日本新聞「先人のこだわり守る」 漁後は豊かな海育て わら網

R0010447

千代鶴さんの滑川海洋深層水を使った純米吟醸酒

蔵元の黒田さんいわく「深層水仕込みのお酒は、お米が五百万石で精米歩合50%。H19酒造年度に醸造し、瓶貯蔵で5℃以下の冷蔵庫で貯蔵しています。ホタルイカにあう様なお酒を目指して若干濃い目で考えています。深層水は脱塩水を使用」このお酒に対して、名水で仕込んだ山田錦の純米吟醸「雑味が少なくきれいな感じです」

滑川の深層水分水は安全で格安。相当量を被災地へ運んだそうです。

R0065379

ホタルイカと千代鶴さんで乾杯! ガツンと飲みたい気持ちをグッと抑えました。なぜならこの数時間後の朝2時集合でホタルイカ漁を見学する船に乗る事になっていたからです。

ホタルイカといえば、オリジナルネクタイも!

R0065361

ホテルサンルート滑川のフロントで販売している『ホタルイカ・ネクタイ』全部ホタルイカ柄!

ここでも買えます →Desicaとやま または カラーズ

つづく


Topics: ご当地もの, 日本酒 | No Comments »

sohbet chat Kadin Sitemap Haber Edirne Tarih Sitemap Somine Mirc