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April 11, 2008
15年ぶりに買い足す
手持ちのカトラリーはフォーク、スプーンそれぞれ5セットずつ。先日、8人がテーブルを囲んださい、微妙に揃わず、なんとなく気持ちが悪い。全部バラバラならいっそいいけれど、中途半端な不揃いは、テーブルが乱雑に見え、せまぜましく感じました。
どうせなら揃っていたほうが気持ちいい!
どうせ買うなら早いほうが長〜く楽しめる!! と、思い切って揃えることに。
一番出番の多いシリーズに揃えることにしました。それは15年前に購入したもの。パスタがすくいやすく、なにかとよく使う日本製。
(左が15年前のもの。右が新品)
とはいえ、そう有名メーカーではなかったので、まだ、あるの!? と、半信半疑で調べたら、どっこいありました。
なぜその時、これを買ったかというと単純に素材への興味でした。カトラリーで最上のものは銀製品だと思いますが、銀は高いし、なにしろすぐ黒ずんで手入れが大変。安ものはへなへなして、スプーン曲げの少年でなくても曲がってしまう感があります。
このカトラリーの売りは18/18ステンレス。見た事がない割合に、心躍りました。銀のような(ちょっぴり)明るい輝きに「へ〜っ」という感じがしたのです。数字に弱いだけかもしれませんが(笑) 道具は使ってみなくちゃわからない。
メーカーはAZUMA。インペリアル ダブル・エイティーン(18-18ステンレス)シリーズという名称です。メーカーの説明書きによると「ステンレスの中で最も明度が高く、耐食性,機能性、美しさを極めた格調高い食卓の名品」だ、そうです。ほんとかな。とはいえ、15年たってもまだ製造を続けているというのは、それだけで嬉しい。「君はまだいたかっ!」「へへ〜〜い」
左2本は15年使い込んでいるもの。表面に無数の傷が入り、写り込みが右の新品に比べてぼんやりしてますね。
じつはもうひとつ。
下の白い皿は24年前に購入したものです。これも4枚しかないので、買い足そうかと思案中。メーカーさんのHPをみたら、当然姿はありません。24年前ですからね。ダメモトでお客さま相談室に問い合わせをしたところ、業務用としてまだ作っており、取り寄せ可能というお返事が。メーカーはノリタケです。「デパートのノリタケショップに行って注文してください」とのことだったので今度頼んでこようと思っています。
この皿に出会ってからの24年の間には、色柄質感ともさまざまな食器を使ってきました。結果、今まだ使っているアイテムは、これを含めシンプルで機能的なものだけ。
買うときは、一生つきあうつもりで真剣に選ばなくてはならないと痛感。
お財布の中のお金が「いってきます! 彼(彼女?)と交替してきます!」と、喜んでいうくらいのものでなければいけませんね。
そしてじっくり考え練られた製品なら、メーカーもそんじょそこらで製造中止にすることはないことを知りました。
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