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June 28, 2011
酒田7純米大吟醸8%!!楯野川&more
酒田の初朝。早起きしてさかた海鮮市場へ。菅原鮮魚にはとびきり新鮮な魚介類が目白押し。しかもすぐ食べられるお刺身が充実! サザエとか。
鯛とか、カワハギとか、ウニとか。それを2階の食堂で持ち込んで食べられるという。
こんな市場が近くにあったらたまりませんね。
お刺身を持って2階に上がるとウッドデッキが。いきなり視界広々!酒田港が一望。目の前は飛島行きの船。潮風爽やか気持ちいい〜。
そして『海鮮どんや とびしま』へ。ご飯と味噌汁のセットを頼み、1階でチョイスしたお刺身で朝食会。店の朝食時間は過ぎていたのでガラガラでしたが、食事オンタイムは行列ができるほどの人気店とか。早朝会うのは新鮮な佐藤としひろさんと玉田泉さん。
炊きたての山形米にウニのせて。わはは。
朝食場に佐藤優さんが迎えにきてくれ、連れて行ってもらったのは山形県農村工業農業協同組合連合会=JA山形農工連
酒田エリアは果物が豊富。それをたっぷり生かした商品『ノンアルコールカクテル ディオス』
JA山形農工連は味噌、醤油を手がけています。豊富な地元素材を生かし酢にも力を入れ、最新作が↑これという。柿酢はすっきりきれいな味の仕上がり。
それを使って、山ぶどうと柿酢を組み合わせたり、りんごと柿酢とシナモンをブレンドをしたり、なかなか面白い試み。
訪問先で船でもないのに紙テープを渡されたのは初めて!見えなくなるまで手をふってくださいました。
その後、今回お世話になった佐藤優さんの会社、メカニックさんを訪問。
(左)↑経営理念など。(右)メカニックの社長、佐藤優さん。独身です 花嫁募集中です。おすすめします
朝10時に行くはずがすっかり遅れてようやく着いた楯野川酒造さん。
六代目蔵元の佐藤淳平さんにお話をうかがいました。
楯野川酒造は全量、純米大吟醸。
楯野川という銘柄だけあって、にごりは「濁流」、そして「渓流」「本流」と「流」がつきます。「中取り」だけが惜しいっ。ですが「中流」ではねえ。すべて試飲させていただきました。 どれも、爽やかなキレの良さ、上品な甘みが特徴です。
右端のラベルがない2本は、チャレンジャー淳平さんの試み!
ひとつは精米歩合、18%!
もうひとつは、なんと8%!!
驚きました〜。味幅は確かに少ないですが、甘さとキレはしかとあり。8%は何年か熟成させるそうです。
(左)ご立派な金庫!「今は何も入っていません(笑)」
(右)敷地内に郵便ポストが「ちゃんと集配にきます!」
淳平ファミリー。ピース! 奥さん、お嬢さんメチャかわいいです。
裏ラベルとポスト前ピース。
お昼はお蕎麦・大松屋さんへ。
箸置きは椿の葉。ひとくち胡麻豆腐。囲炉裏の部屋にて。お品書き
名物の弁慶飯。土曜の昼にはこれがよく作ってあったという優さん、淳平さん。
そしてmus musの椎茸生産者さんへ
ぽこぽこ
椎茸娘さんです。香りよく、肉厚な椎茸。
そして今回の本目的、酒田青年会議所が主催する講演会へ。
第一部は酒田出身の佐藤としひろさん。講演会は今まで受けた事がなかったという佐藤さん。故郷の役に立つならと。ナビゲーターは玉田さんで、佐藤さんが今まで手がけた、新宿のツバキハウス、トゥーリア、GOLD。それを経て、日本の地域素材を使うmus musまで。その思いや経緯、コンセプトづくり、企画の発想元、危機管理など、経営者として大事なことをお話されました。
「人のために何ができるかが根底にある」と佐藤さん。「失敗の連続です(笑)」七転び八起きの波瀾万丈物語的な人生語録。勉強になりました。第二部がワタクシ。
無事終了し、楯野川の純米大吟醸をプレゼントしてもらいました!
↑まさたろご夫妻が聴きにきてくれました。このおふたり、初めての出会いは、私が山形酒造組合の依頼で講演会をした時だったという。それが縁で結婚に至り、こうして2人仲良く姿を見せてくれるという。next5バッグを手に(それは秋田だろっ)。なんだか嬉しいですわ。
講演会終了後! 楯野川、本気でいただきます。さすがに朝のきき酒は講演を控えていたので、後ろ髪引かれる思いで少量ずつでしたので。
青年会議所メンバーである佐藤淳平さん。あらためまして。
純米大吟醸18%そして8%。(右)同い年だそうです。
そして
貮番丁ふたたび。「柳の舞」にようやく会えました。
酒田の人は楽しい。そして酒田の夜は長い(笑)
翌朝は湯殿山、月山へ。
いきなり雪。驚きました。
参拝帰りは名物、玉こんにゃく。
麩の種類も豊富。
そして鶴岡へ
昭和初期建築の織物工場をリノベーションした映画館。快適な館内でした。
見所満載の庄内。「まだまだあります。1回目ということで(笑)」と佐藤優さん。
皆様お世話になりました!
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