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August 4, 2011
サマーフレッシュの畑
8月2日。三重県尾鷲へ出張。そのあと、どうしても見たくなって御浜町の「サマーフレッシュ」の柑橘畑に行きました。
今、あおあおと実っているのは、来年の5月中旬以後に食べ頃というサマーフレッシュ。
サマーフレッシュは1982年に品種登録された柑橘。”夏みかんと八朔のかけ合わせ”による超晩生種。5月に花が咲き、食べるのは1年後。花と実が同時に見られるという珍しい柑橘です。
三重県の御浜町がメイン産地。病害虫に強いため、農薬は他の柑橘に比べてほとんど必要とせず、育てやすいそうです。その名前の通り、夏にフレッシュ。柑橘がなくなる初夏にできる貴重な品種なのです。御浜町は「年中みかんがとれるまち」がキャッチフレーズ。
果肉がシャっきりして、すっきりした酸味、甘さは控えめ、ほのかな苦み。いたって爽やか☆
これが、完熟したサマーフレッシュ。1個300g〜400gあり。
甘過ぎないので、サラダに良し、ほぐしてご飯に入れたら寿司飯としてもgood。ただし、出荷量は少なく、福島県と岐阜県に出荷されておしまいなのだそうです。
生産者の市川さん。暑い中、お話を聞かせていただきありがとうございました。
熊野駅前の果物屋さんでは100g 30円でした…。しかし安すぎっ!
日本には知られざる良心的生産物がまだまだあるのだと知りました。サマーフレッシュ出会ったらお試しください。夏の体にピッタリきます。
「年中みかんのとれるまち」御浜町みかんパンフレットPDFデータ。こんなに種類があるのかとビックリ。役場のHPからダウンロードできます。
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