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April 5, 2009
湯河原 エルルカン
先週末、体調が珍しく絶不調。半期に一度あるかないかの不調。
普段ならひたすら安静にするところですが、出かけなくてはならぬ予定がありました。
渋谷と恵比寿の中間位置にあったフレンチ エルルカンの伊藤シェフが湯河原に移動。知人がシェフと旧知の仲で「行ってみましょう!」と1ヶ月前からのお約束。魚だけでメニューを組んでいただき宿泊予約も完了。キャンセルなどもってのほか。
前夜から絶食。東海道のグリーン席でマスクをかけて体力温存してやってきました、湯河原。プチトリップ。夜、ようやく回復。
エルルカン入口は譲り受けた建物をそっくり生かしたという門構え。個人所有の建物だったそうですが旅館風。
ひとり誕生日の人がいたので「乾杯〜!」オーガニックのシャンパンはきれいな味。
伊藤シェフは和食の青柳で修行した後にフランス料理の世界へ。魚の扱いが上手く(包丁は和包丁使用)、バターや生クリームは控えめ。和的技術を盛り込んだヌーベル キュイジーヌで、懐石風な展開。
最初から卵…。地鶏の温泉卵に海鱒の卵、赤海老入りのジュレ、ほろ苦い春菊のソースがけ。ボリュームがあり、一品目からこれではどうしよう…と不安に。パスタも春菊練り込みのグリーン色。アスパラガスとたらのめ、ふきのとう、あさりでさっぱりあえた春らしい味。
オマール海老を焼き、その上に赤海老のしんじょをのせ、キャベツをたっぷり添えたキャベツソースをかけた一皿。ここですでにギブアップ。(右)駿河湾の鯛にホワイトアスパラガス、エシャロットとホワイトポートのソース。
左)キツネメバル(マソイ)のグリル、魚の出汁でとったスープで豆と煮たスープに。右は鯛の炊き込みごはん。まるで和食。
デザートはまるで入る余地なし。お友達が食べたデザートをパチリ。
(左)名物のブラジルプリン、和三盆のキャラメリゼ、練乳とココナッツ使用。(右)ミントが香る爽やかイチゴのデザート。
(左)カスタードクリームとプリンで焼き上げたパイとバニラアイスクリーム。(右)カモミールのハーブティー。
こんなに品数が出て完食する人がいるのか…と思いシェフに聞いたら「60歳〜の女性が一番お召し上がりになられますね。こちらが大丈夫!?と思うほど、きれいに残さず(笑)ビックリです!」
エルルカンはどの席からも庭が見えるようになっています。最高はカウンター席で強化ガラスがはめてあり、庭の樹木が映るように。樹はほとんどが紅葉で秋は一面、真っ赤になるのだとか。すごそうです。
椅子に座るとこの世界。これだけ映り込んだら、新緑も紅葉も幻想的でしょうね。
宿泊はエルルカンビス。竹林に囲まれています。
レストランには足湯が併設。(右)部屋のお風呂。窓一面、竹林ですがすがしさ満点。伊藤シェフが東京離れたのもわかりますね。
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