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September 5, 2011
鮎餃子のある中華
8月某日。女友達と互いの人生の節目に2人で並んでカウンター中華。初めてのお店です。一杯目はAFSの生酒をチョイス。AFS=アフスは千葉の蔵元・木戸泉酒造の高温山廃仕込みのお酒。古酒のためにあるAFSですが、生酒もほんの少し出荷されています。白ワインをこえるような強い酸みと甘みがあり、一杯目にはピッタリ。中華にあう日本酒が用意されていることに嬉しくなりました。
(左)大根の紹興酒漬け。(右)は豆腐です。今宵は野菜+魚介少々で。
清潔なキッチン。ステンレスぴかぴかは見てるだけで気持ちいい。
夏野菜とホタテちゃん。すっきり味系の中華料理。右はなんと桃入りでした。
次は紹興酒。お酒の質に合わせたぴかぴかグラスで出してくれます。お酒が大切に扱われているのは嬉しい。右は蒸し茄子さんです。
そして鮎!
鮎がまるごとを皮で包んで揚げてありました!うまみそっくり香ばしく閉じ込めてある感じです。手で持てるよう葉っぱでくるまれていました。
〆は、これまたすっきり味の汁麺!ネギも美しいシンプル・キレイ系中華。
この夜は、2人で話しが止まらず、気がつけばあっという間に閉店時間過ぎてました。はっと気がついて見回せば、他にお客さん誰もおらず、なのにお店の人は何も言わず見守って!?くれていました。お気づかいに感謝です。
おひとりで料理を作っておられ、混んでしまうとご迷惑のためお店は紹介できませんが、いろんな意味で心に残る8月の食事でした。こちらの中華は、普段、モツ煮こみ、トンカツ、バターたっぷり動物食好きの人にはウケないと思います。ラーメンに焼豚が入らないのは信じられないという人もダメでしょうね(笑)。素材をシンプルに生かす料理はとっても、よかった!
命をつなぐ食。
誰とどんなふうに食べて飲むか大事ですね。食の方向が同じ人との食事はおいしくて楽しくて身体が喜びます。食は生き方を選ぶことと通じます。そこをわかりあえる、そんな人の存在がありがたいことだと思う2011の夏。
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