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October 3, 2011
ブランドひじき
ブランドに興味があります!といっても、洋服やバッグではなくて
「ひじき」
こちら、三重県の北村物産さんの三重ブランドに認定された伊勢志摩産「芽ひじき」です。
詳しくはコチラ
ぱっと見ると小さくて頼りな気に見えるひじきかもしれませんが、水にもどすと!
肉質がっちり。グンとボリュームUP!
比べるとビックリ
乾燥ひじきは、見た目と戻した状態とに非常に差があります。見た目がちょっとよくても、戻したらグズグズになるものや、中身が空洞だったり、味がうすいことも…。
その昔、マクロビオティックの食生活をきちんとしていた時は、相当量のひじきを自然食品店で買いました。ひじきは醤油の煮物だけじゃなく、塩味をつけておけば、混ぜたり、あえたり、からめたり重宝する素材。オリーブオイルや粒マスタード、レモン果汁とも抜群の相性!煮物だけじゃもったいない。
北村物産の北村さんに「良いひじき」について話をうかがったことがあります。 有名産地でも、どの「浜」で、「誰が」「どのように」「いつ」採取するかが重要。もちろん資源保護も考慮。その上で、素材の管理、工場内のクリーン、蒸し時間など、仕上げの技術は徹底的に丁寧に。このひじき、トレーサビリティがしっかりとれるひじきなのです。
北村さんの顔写真を探したら、イベント会場でひじき宣伝中のものを発見(+mus musのコンちゃん)
髪もヒゲもひじき色!
「今、儲けたらいいじゃない」そういう発想は皆無。いいひじきは皆で真剣に考える! なにしろ天然しかないのですから。
ひじきのパッケージ、裏面です。
醤油味以外もおいしいひじきですが、秋は煮物が嬉しい季節。王道の煮物を、玉葱を炒めて甘みを出して(私は料理に砂糖は一切使いません)、井上醤油と塩少々で油揚げと煮ました。じっくり煮ても、ひじきの食感しっかり。北村さんすばらしい!
その他、この日は寒かったのでお燗night !というわけで、まずは居酒屋さんのお通し的4品。
ひじきの煮物に、父が作った玉葱と塩らっきょう、ちりめんじゃこ(柑橘果汁少々)、父が作った大根を母が切干しにした大根酢漬け、古漬けの糠漬け(冷蔵庫に入れすっかり忘れていたら、ウォッシュチーズの匂いに)
神亀、人気一、るみこの酒、義侠といろいろな純米酒のお燗酒をあーでもないこーでもないと言いながら(少しずつですよっ)。そして、デザートみたいな日本酒もあけました。
新政・佐藤祐輔さん渾身の作「山ユ」
次のバージョンが出てしまうと天洋酒店の浅野さんから連絡ありで、あわてて試飲。こちらのお酒は真ん中の極薄グラスが一番魅力的に飲めました。
器は「これ!」と見当つけて選びますが、どっこい、注いで飲むまでわかりません。日本酒は器が重要だとつくづく思います。どうせなら、最高においしくいただきたいですからね。
最近、「生」のお酒は冷蔵庫に入れて、あとのばしする傾向あり。
こ〜んなお酒です!
裏面のコメントは、造り手からのダイレクトメッセージ。ぜひとも活用してほしいものです。消費者は情報をたくさんほしいのですよ。生産者の皆様。
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