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April 28, 2009
切らずに10年延命!関根進さん新刊
関根 進さんに久しぶりにお会いしました。最新刊『ガンを切らずに10年延命!』が話題!すでに4刷とか。食道ガンの手術を拒否し(病院を脱走)薬食同源に基づいた「薬草と薬食療法」を取り入れ、再発も転移もせずに10年たったのです。
この実体験を基に、新刊では患者の側から発信する「元気で延命を掴みとるための患者学」を紹介。自らの体験を通して書かれた真実の言葉には説得力があります。関根さんの許可を得たので、本の中身をちょこっと紹介。
パラリとめくると
各章が「複合漢方力の知恵」という項目分けになっています。「自癒力」のすすめ 「和戦力」を見直そう 「不老力」を信じる…などなど。興味ある項目から読めばOK。
陰陽やマクロビオティックのことなど、とっつきにくい内容も関根さんならではで、読みやすく解説。関根さんは元週刊ポスト編集長ですから、書く技術はプロ!
今日も元気に穀物コーヒーを飲むの図。
関根さんは1940年生まれ、今年で69歳。
どんな治療を選択するにしても、病院頼み、医師任せではなく、「患者力」で自らが工夫して「元気延命」を掴みとる時代といいます。寝たきり長生きではなく「元気で長生き」人生に!
「医者サイドの情報ばかりでは幸せになること少ないんじゃないかな。患者が実際に感じていていることを広めたくて、この本を書いたのです」
ちまたにあふれる病の本は、西洋医学の医者および製薬会社からの情報がベースにあります。
とはいえ、患者側は東洋医学や民間療法など、いいと言われるものは積極的に取り入れたい。入院先のベッドでこっそりプロポリスやアガリスク、漢方薬を飲む人は事実多いのです。
「外科医は食事について勉強していないので、マクロビオティックといっても、えっ!?という人ばかりですよ。医者は自分の習ってきてないものはいかがわしいと決めてかかる」
患者が感じた生命パワーがキーワード!と関根さん。そして「株と同じ。何を選ぶかは自己責任ですよ」
今、ガンで悩んでいる人、そしてガン患者の家族に読んでほしいデータもいろいろ入った一冊ですが、予防学としてもためになります。↑ おかしな医師のチェックリストもあり。
病院選びのチェックリストもあり。
そそられる内容いろいろ。
先日お亡くなりになられた花井陽光さんの文章も(花井さんは私のマクロビオティックの師というべき存在だっただけに、非常に非常に残念です。) しばし、関根さんと花井さんの思い出話に。
さて
関根さんの携帯はiphone。「新聞も拡大して読めるからこれは便利だよ〜」。
ガンは情報戦という関根さん。入院先のガン病棟にノートパソコンを持ち込み、インターネットを通じて漢方薬「天仙液」を知ったことが幸運を呼んだといいます(本に詳しく紹介されています)。
途中で合流した関根さんの古い知合い東京スポーツ新聞社 取締役広告局長の佐藤祐二さんです。お顔ツヤツヤ。編集から広告へ移動し、このご時世で大変なんだとぼやきが…。
「ストレスで髪の毛が生える思いです」
\(〃-_-〃)/
そのお顔から「沈まぬ太陽」とも呼ばれている ∑(`ヮ´*ノ)ノ とか。明るい佐藤さん、どう見てもストレスなさそうに見えます!
「そんなことありません。顔ツヤだけで、心はボロボロ!!(笑)」
佐藤さん、今年59歳なので「アラカン」(アラウンド還暦の意)なんだとか。
「辛いから、がんばれ、負けるな、アラカン!キャンペーンも考えたんですよ〜」
商売柄(笑)スポーツ新聞の見出しのような言葉がポンポン出てくる佐藤さん。だから辛くてもストレスとして残らない!? のでしょうね。
ちなみに、関根さんは「アラコキ」
私はするってーと「アラファイ」!? ひえ〜。自覚まるでナシ。
お会いしたのは竹橋駅直結、毎日新聞社パレスサイドビル1Fにあるクシガーデンです。
クシガーデンでは関根さんの本をモチロン販売!
月に1度、バイキングdayもあり。詳しくはHPを参照。
●関根さん語録
薬食同源 食=命はつながっている。
スイーツが安い、焼き肉が安く食べられる ー そういう自分の満足を繰り返せば体は破綻を起こす。毒を避けていく知恵を使わないと最後はひどい目にあう。
検査を受けても治るわけじゃない。数値として参考になるけれど、自覚症状と相談しないと。検査を盲信することはない。ガンは医者だってわからない。治療は患者を見ず、数字を見ているだけ。ガンは西洋医学だけで治るほど単純ではない。長く患者やってると「いい加減にしろ!」といいたくなることが多い。
中国の大学で習った言葉に「久病良医(きゅうびょうりょうい)」という言葉がある。長く患った患者ほどいい知恵を持つ医者であるという意味。
縁と運はつながっていく。
Topics: book, macrobiotic | No Comments »