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May 17, 2012
一年かけて育苗箱一枚から、16本の純米酒をつくる
「一日一合純米酒を飲もう!」を提唱していますが、森谷杜氏に具体的な数字を教わりました
「一年かけて育苗箱一枚から、16本の純米酒をつくる」
↓撮影/森谷杜氏
美山錦の育苗箱を持つ森谷杜氏のお嫁さま
この30センチ×60センチの箱に、約100グラムの種モミが播かれています。
この箱が1反歩、10アールに25枚必要。
一枚で畳24枚分の面積に植えられます。
豊作ですと、この面積から玄米22キロ、秋に収穫できます。
畳一枚からほぼ1キロの米がとれます。
22キロの米は「美稲」の場合、55%に精米され12キロの白米になります。
12キロの白米は一升瓶16本の純米酒・美稲になります。
つまり冬蔵たちは、
「一年かけてこの育苗箱一枚から、16本の純米酒をつくる」
そんな仕事をしています。
「美稲」1本 = 2.6 ㎡
愛飲家諸氏、
飲んで応援してください。
あなたが純米酒を一本飲んでくれると
ほぼ畳2枚分の田んぼに稲を植えることができます。
田植えに来なくても、草取りに来なくても、稲刈りの手伝いもいいんです。
飲んで手伝ってください。
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なのだそうです!
ブログでは、ごんべーさんと森谷杜氏が”夏田冬蔵”の日々の様子をアップ。リアルな夏田冬蔵ライフがわかります。
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オール純米の蔵、天の戸。こんなお酒も!
シュワシュワ!
「オレは、じゃごたろ」
日も暮れだ。おめだじ、まんず、いっぱいやるべ
かぁさん、いっつもご苦労さん。たまには一緒になんとだ?
農村を応援するとっておきの酒
明日の農村元気酒 地元秋田県発信
原料米は、特別栽培米の秋田酒こまち(飯米のあきたこまちとは異なる品種)、精米歩合80%で醸したにごり酒の生。シュワシュワと活性しています。
これが1本、驚きの1000円です。天の戸さんは本当にコストパフォーマンスが良すぎます。
平成23酒造年度の全国新酒鑑評会で金賞受賞!しかも、地元平鹿町の酒米”秋田酒こまち”で醸した純米酒での受賞ですから、素晴らしい
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