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May 31, 2012
爽やか人参葉のかき揚げ
赤峰農場の夏人参畑。葉っぱがふわふわ、明るいグリーンです。
なずなの赤峰さんと山碕圭子さん。人参はまだまだベビーちゃんを初収穫。食べさせていただくことに!
人参さんと2ショット!
水で洗うとさらに、べっぴんさんに
「葉っぱはかき揚げにします」となずなのお母さん!後藤靖子さん。わ〜い!
しかと教わりました!
硬い茎の部分は使わず、葉先の柔らかい部分を選び
これをさらにざくざくと短くカット
↑こんな感じです。揚げます〜。
衣のつき加減はこれくらい。「葉に直接、粉をまぶすのではなく、小麦粉を水で溶いてから加えています。その方がカラリと仕上がりますね」と靖子さん。靖子さんはヨガの先生でもあります。
復習。これくらいです↑ 片手でまとめながら油にそっと落としていきます。
油は、なたね油を使用。油に落とした瞬間から、泡がぷくぷくシャワーのように広がります。菜箸で返しながら、揚がったら、よく油をきって引き上げます。
この一連の作業が早い早い。
次々に揚がる人参葉のかき揚げ。とてもかろやか! 衣に卵は使いません。
人参は短冊でかき揚げに。オレンジ色とグリーン色の2色!
「溶いた粉が少し残ったから、玉ねぎでも揚げましょうかね」と玉ねぎの薄切りを加え
人参葉が適度に混じった玉ねぎのかき揚げも仲間に!
おいしそう!野菜が主役のかき揚げ。右側はネギのひげ根です。
このネギの立派な根!ここを揚げたのです。
捨てるところが最小限(それもすべて畑に返します)。素材に調理に無駄がなく、しかもおいしい。 簡単なのに心と体に響く味。
砂糖は一切使わず、塩をきかす。味噌、醤油、かぼす果汁…身土不二の思想です。そして陰陽の考えが根底にあり。
日本の食がいきなり洋風化され、動物性素材と乳製品、砂糖が加わりました。添加物だらけのインスタント食品が増え、同時に病人も。成人病は子供に広がり、生活習慣病に名前を変え、アトピーの子供も急増。医療が発達したと言われても、一向に病人が減らないのはどうして?
「百姓 赤峰勝人の野菜ごはん」では赤峰さんに教わった料理の基本の基を紹介。
なずなの塩、道楽の古閑旭さんです。赤峰さんと出会い、生き方をチェンジ。自分で興した会社を人に譲り、なずなの塩を手がけて早14年。決断した時は50歳。その後「道楽」を開店し自然食品、なずなの塩、にがりを生かした豆腐を製造販売。店内にはカフェスペースを併設し自然食ランチやデザートを提供する憩いの場に。
●道楽 大分食べ歩きさんのブログ
なずなの食事は野菜が主役!
おおごちそうです!
初収穫のきゅうりも登場! もちろん、露地栽培です。
JUNGIN GLASSをお土産に持参。
豊かな食と意識の高い皆さんと、なんとも幸せな時を過ごさせていただきました。
畑も田んぼも、農薬、化学肥料は一切不使用。収量も、味も、大きさも立派という三拍子揃った作物づくり。
田んぼでは、苗を”1本ずつ手植え”。あちこちで取材しましたが、1本植えは聞いたことがありません。
「化学肥料、農薬、石油化合物質を地球上からなくすこと」
化学的なものを少しでも使ったら、土づくりができない、無農薬栽培は完成しない。そして未熟堆肥の恐ろしさ。「安全な野菜は虫がくう、あれはウソじゃ」。すべてのものは循環している。それを伝え続けている赤峰さんです。
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