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July 23, 2007
ほうじ茶道
茶色いお茶が大好きです。
焙じたての香ばしいかおりはたまらない魅力。部屋全体がいいにおいに包まれるので、自分で焙じることもよくあります。
そんな話をCRAFT4の片山さんにしたら
「ほうじ茶は出来立てが一番! どんどん味と香りがなくなりますからね。
煎茶手前、玉露手前など、昔ながらの茶道があるのに、ほうじ茶にはないんです。焙じたての味とかおりを楽しめて、お茶にする時間のお手前も楽しんでもらえるよう、ほうじ茶道を楽しむ道具を考えました!」
ほうじ急焼 (ほうじきびしょ)というそうです。
飲ませてもらえるというので片山さんの喫茶店で奥様に、そのお道具で焙じてもらいました。
「ほうじ茶道」のはじまりはじまり。
まずはお道具拝見!
ベージュがかったオフホワイトは耐熱陶土を使用。釉薬は不使用。片山さんの店がある三重県四日市は萬古焼きのふるさとで、土鍋や急須など熱に強い器が得意です。
この急須、使い込むうちに茶渋が染みて迫力が増すそうです。
専用の電熱器をセットして使います。
急須は中もまっ白。
では、教えてもらいましょう! (^O^)
「ほうじ急須を2分間、空焚きにします。熱したところへ茶葉を入れます」
1年以上使っているという片山さんの急須です。貫禄あります。
「4分ほど振りながら、まんべんなく焙じていきます」
じわじわと香ばしいかおりが出てきました。
「玉露や煎茶でちょっと古くなったものも、焙じることでおいしくよみがえります!」
「ほうじ茶が出来たら、熱湯を注ぎます」
ふたは急須を敷く台になります。
香ばしいかおりでいっぱい! 飲む前から飲んでしまった気分です(笑)
焙煎具合が調節できるので、好みのほうじ茶ができるのはいいですね。
いや〜、いろんな道具があるもんです。
思いついたら即、行動に移すという片山さん。
夏のおすすめアイテムは「阪神タイガースの蚊やり!」
あらら、ファンにはたまらないレアアイテムかも!?
喫茶店と蚊やりの問い合わせは片山さんまで。陶芸教室も開催しています。
●(有)片山
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三重県四日市市川原町10-3
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