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May 15, 2009
絶景!豊好園の茶畑再び その3
豊好園の自然仕立ての茶園です! 品種は「やぶきた」。ジローさんが以前、賞をとったお茶はこのお茶の樹です。
今回はあいにくの雨で摘み取りは中止となりましたが、お茶の樹の様子を見せてもらいました。天井に黒いしゃのカバーをかけて茶の樹をおおい「かぶせ」にしています。かぶせにすることで、タンニン(渋み)が減り、アミノ酸(うまみ)が増えるとか。
やぶきたのド・アップ!
葉脈くっきり! 凛々しいです。
雨で河童みたいなやまよではなく、自然仕立ての茶樹の背の高さを見てください。堂々たるもんです。このお茶はすべて手摘みされるのです。
「やぶきたは甘みのあとにほどよい渋みがきいて、味の広がりがグンと出る品種。なかなか超える品種はない」と豊さん。
みずみずしい生命。美しさに感動! できあがりのお茶が楽しみです。
片平さん親子は「脱やぶきた!」で20種類もの品種を栽培しています。
片平さんちのタンスにはお茶道具がぎっしり。
奥様の真理子さんは日本茶インストラクターです。いろいろ飲ませていただきました。
まずは
↑ おくみどり
やぶきたと静岡在来16号という品種をかけ合わせた晩生種だそうです。
味の説明はHPに詳しくあります!
余談です。
豊好園では自然素材の道具が今も大活躍。しなやかで使い勝手が抜群だそうです。昔から使い続けられていた道具には理由がありますね。
それが片平さんがポツリ
「使うなという指導があるんだよ」
え!?
なんでも”破片がお茶に混ざったら危ない”といわれ、編んだ部分が外れないプラスティック製を使うよう指導があると聞いてビックリ。お茶に入っていたらとればいいだけのこと。異物混入で大騒ぎする人がいるのでしょうか。 ううむ。
ほうきもいけないんだとか。
そういえば似たような話を味噌屋さんでも聞いたことが。「だから桶の中にビニールを敷いている」と…ううむ。
便利です。使い勝手いいんです。壊れたら直して使えます。燃やしても毒にはなりません。
すくっと伸びた1本の樹。これもお茶の樹だそうです。どこまで伸びるか片平さんのお父さんが遊びで植えているのだとか。
いったいどこまで伸びるか興味津々。次回、訪問する楽しみがまたひとつ増えました。
山も茶畑もまた!
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