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July 10, 2012
魚屋のねこやさん
宮崎初日夜の続き。魚屋のねこやさんが連れて行ってくれたのは、市内の居酒屋さん。魚がおいしいという(って、自分が納品している)
なぜ魚やでねこや?不思議ですよね。なんでも、おじいさんが小学生の時「吾輩は猫である」のお芝居で、ねこ役を。それからというもの、ねこやと呼ばれるようになったからとかなんとか。
右がねこやさん、隣りはねこやさんと仲良しの蓬莱泉の関谷健さん。
ねこやさんを紹介してくれたのは勅使河原加奈子さん。宮崎に行くことを話したら「ねこやさん!紹介します」と、すぐその場(にほん酒やさんの十旭日の会)で電話をかけてくれたのでした。なんでもリオネルシェフにも納めているそうです。
●blogリオネルシェフと勅使河原さんと料理通信の取材で鳥取に行った時のこと
この時、ねこやさん↑何もってるのかな〜と思ってましたが、なんとマグロとカニと大名竹だった!
って、持ち込みっ!
自分が解体したマグロという
自分が選んだワタリガニという
●宮崎県のカニを紹介したページ。とてもきれいでわかりやすいのでぜひLook
漁港にもいきました
油津漁港です。マグロ船。意外に小さい。ねこやさんが手にしているのはマグロの卵。見せてくれたあと、ポーンと海に放り投げました。餌だそうです。誰かの。
昼食はマグロづくし。こちらの醤油は激甘く、甘口(地元)と辛口(キッコーマン)の両方おいてあります。居酒屋さんでもそうでした。
「3分ですよ」というマグロ解体を見せていただきました
はじまりました
刃が意外に短いのです。そうでないと骨に沿わないと
確かに早い!
骨はスタッフに渡され、中落ちを↑ スプーンでこそげとります。
身をとったところは白くなってます。相当とれますね。
待機中のマグロ。ねこやさん一人で1日、300kgおろすそうです。
好きな食べ物はトンカツ!
森喜るみこさんと。
●blog 2008年にるみこさんとこんな会をしたことも
雨がざあざあ降る日いちにちでした。ガイドしてくれた松下亮子さんの車からパチリ。掘っ立て小屋ではありません。ねこやさんからすぐの駅、大堂津駅。小さくてかわいい!
ねこやこと、門川安秀さん
面白いのはレストラン、和食店、居酒屋に納品する魚はすべて包丁を入れたもの。「シェフは丸ごと送れというけれど、開けて確認したものしか送らない」それが方針。虫の有無、そして肉質をしかと自分の目で確認。
取引を決める前に必ず、その店に行って食べ、忙しい時間帯の厨房を見せてもらうという。「料理の色合いや、盛り付けを見てシェフの好みを読む、厨房でどれくらいの処理ができるのか判断する」という。シェフが好みそうな色や形の魚種をセレクト、「私はシェフと直で仕事しています!」。そして「宮崎は自然がたくさん。飾りに使えそうな草や葉、珍しい野菜があったら添えて送る」と。
工夫!ですね、工夫。
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