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May 18, 2009
静岡のわらびをいただいて
豊好園・片平さんちにお邪魔した時、お昼で車を動かしたら、こんな風景に出会いました。デカイ!タケノコ。そしてこの鍋はなに? 車をとめて近づいてみると
水煮を売っているようです。すると何処からかおばちゃんが登場。
「わらびの水煮は売れちゃってないのよ。でも、今、摘んだのがあるから」と
いきなり店びらき。わらび屋さんOPEN
お店屋さんごっこみたいにラフに売ってます。
ワラビを見たら、随分、ひらいてます……。
そう思ってしまい一同シーンとしていたら。
「ひらいてるけど、おいしいわよ!」と心を読むかごとくのおばちゃん。
1束100円というし、灰もつけてくれるというので2束買うことに。
ちょっと待っててねとおばちゃんがおうちに入る。が、なかなか出てきません。するとお茶を手に戻ってきました。
「おいしいわよ! 安いわよ!」
(右)出してもらったお茶。お茶の産地が同じだからって月と亀くらい違うもんです。以上。
どうやってアク抜きするかおばちゃんに聞くと、灰を入れた湯につけておくという。長時間のつけすぎは禁物という。「ひと晩は長い、2〜3時間でいい」という。
そのやり取りを聞いていた知子さんが「おいしい方法教えますから」と耳もとでささやいてくれる。そこで知子さんのいう通りにアク抜きしてみました。簡単で歯ごたえが残り、上手に完了。知子さんアドバイスありがとう! 知子さんの灰汁抜き方法はこちらに詳しく。
静岡の旅ハイライト
5月5日 朝7:00 由比PA
ヒロくん茶の山を登る。
←斜面のふたり
山の上は気持ちいい。
帰りは予想通りの渋滞で、静岡から一般道で箱根越えして藤沢の蛸庵へ! 蛸庵は江ノ島の漁師、吉岡さんの店。自分(または兄弟)が釣った魚とお好み焼きという一風変わったメニュー構成。日本酒の品揃えがなぜか良く!? 磯自慢、喜久醉、扶桑鶴と冷やよし、燗よしの酒が(運転手さんは気の毒)。額縁の絵は吉岡さん大好きなサカナ君直筆の絵です(反射して見えない〜)。
知ちゃん&ヒロくん楽しかったね。
そして、おうちにて。
長方形の大きなバットがなかったので長径35cmのフライパンを使いました。灰をまぶしたあと熱湯をざぱーん。鮮やかなグリーンに!
シャキーン。なかはぬるり。このままで充分おいしい!
知子さんが「わらびのとろろはおいしいですよ〜」というのでマネしてみました。知子さんのとはかなり違うと思いますが「すり鉢ですり、だしと醤油でのばす」。味は良かった!
そして残りは割り醤油+生姜の漬け汁に入れて保存。
日本はおいしい!と思う味です。
そして、わらびといえば、辨天娘さんでいただいたあの「おから+塩漬け」の山菜はおいしかったなあ…と、思い出すのでありました。ああいう滋味深いものにあう純米酒が最高です。思い出してごくり。
これこれ。この飴色のわらび。
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