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July 31, 2012
スローフードジャパン燗酒コンテスト2012
酒文化研究所の山田聡昭さんにお声がけいただいてスローフードジャパン燗酒コンテスト2012に審査員で参加しました。
すべてブラインドで126種類を審査。3種類ずつのお燗が規定の温度で続々登場!
高橋康次郎先生は余裕の表情(最後まで!)。高橋先生は農学博士で日本酒造組合中央会の技術顧問です。
お隣は唐橋ユミちゃん。ほまれ酒造のお嬢さんです。始まったばかりの2人はまだ笑顔(このあと4時間お隣同士)photo by人気酒造の遊佐勇人さん
舞台裏。めくるめくお燗づけ。温度を一定に。器に数字がナンバリングされ、間違いのないように届けられます。
総数341種。3グループに分かれての審査で、担当分は126種というわけです。きいてもきいても終わらない感じでしたが、いろんなお酒があるものだとつくづく思いました。いや〜貴重な経験でした!ここでも、お燗酒は体にやさしいを実感。
終了後、お酒がズラリ
壮燗!
ズラズラズラ……カメラに収まりきれませんでした。
前面に出ているのが金賞受賞酒です。
利き酒したグループの金賞酒。天寿さんは「燗上がり純米酒」が最高金賞受賞!おめでとうございます。
秋田は天の戸さんも金賞受賞。どちらも ”お値打ち燗酒(720ml・1000円以下)部門”。しかも県産米を使った純米酒で金賞というのがいいですね。
以下、酒文化研究所さんのHPより↓詳細
7月26日に日本酒造組合中央会でスローフードジャパン燗酒コンテスト2012が開催された。4回目となる今回は159社から341点の商品が出品され、最高においしい燗酒の栄冠を勝ち取るべくしのぎを削った。
審査はすべてブラインドでおこなわれ、酒造技術者や酒類の流通や料飲店の関係者などからなる15名の審査員は、途中休憩をはさみながら一定のペースでテイ スティング、ひとつひとつを評点し評価ポイントを書き込んでいく。ひととおり審査が終わったのは14時。10時過ぎにスタートしてから、4時間近くを要した。
その結果、最高金賞(上位3%)に次の10点が選ばれた。そのほか金賞(上位30%)に92点が選出された。
→→→ ★結果発表
今回「●お値打ち燗酒 ぬる燗 40~45℃ 部門(対象720ml 1000円以下)」という安価な部門の担当でした。蔵の気持ちがご事情が、お酒の味にでますね。特に燗酒向きの酒というのは、蔵の捉え方が面白いな〜と思いました。高橋先生いわく「燗すると甘みが強くなりますから、甘みの出方に注意しなくてはなりません」と。あるお酒は「甘うきしてます。この原因は・・・」と厳しくチェック。先生になりますとその酒の醸造の状態が手に取るように見えるようです。
会場は日本酒造組合中央会のある日本酒造会館、1階は日本の酒情報館になってます。
ずらりと並んだ酒瓶はすべて空瓶、こんなのアルよという紹介ですね。
販売もあり。庭のうぐいすさんも。
ひと振り酒のシリーズも。人気一さんは長期熟成酒と純米吟醸の2種類あり(商品一覧)。
HPを見たら「日本酒スタイリスト木村克己のひと振り実験日記」を発見。
これは知りませんでした〜
貴醸酒も
日本酒関連の書籍も
利きちょこの各サイズとグラスも〜。
久々に行きましたが、参考資料も各種ありで涼しくて、日本酒にちょこっと興味あるよ〜という方、お立ち寄りください。
なぜか鳥取県のお酒もありました。時々、県単位でテーマを組んで販売するようです。
●おまけ
お昼のお弁当「金兵衛」さん、おいしゅうございました。
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