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August 19, 2012
鳥取の酒米・強力の田んぼへ
鳥取県の酒米・強力が最近すこぶる美酒。
日置桜さんの強力も素晴らしいし、今、注目の酒米です。田んぼを見たくなり、帰省したさい、千代むすび酒造の坪井杜氏に案内してもらいました。この田んぼは米子市と南部町の境にある武本さんの田んぼ。
ど炎天下!の中、たくましく生長続けていた強力!
強力は分けつが少なく、ひと株15本。
あの山田錦でも18本。飯米のコシヒカリは20から25、日本晴はそれ以上といいます。間隔をあけて光と風通しよく栽培しています。
稲をチェックする坪井杜氏。
強力米生産者、武本さん
「いい酒米を作ると、評価してもらえるのが嬉しい」
「評価が若返りのコツです(笑)一日一日が楽しい!」
出穂始まりました!
ここ3年ほど、この川に生活排水が流れ込まなくなり、水質がきれいになったそうです。「ホタルやタニシが戻ってきましてね」と嬉しそうにいう武本さん。タニシですが、このあたりではジャンボタニシは出ないそうです。
そしてお次は大山の麓。山西さんの田んぼへ。標高250m
もちろん強力!鳥取県の西部地区で最初に栽培した山西さんの田んぼ。家の前にあります。
水は潤沢。大山水系です。
「山田錦はこれくらい、強力はここまで伸びます」と山西さん。
山西さん78歳!
こちらも出穂が始まりました。
坪井杜氏と山西さんです。千代むすびの岡空社長が強力の栽培を山西さんに頼んだのがきっかけ。それから千代むすびで強力のお酒が誕生。今は山西さんを始め、武本さんなど栽培者が増えました。「強力で金賞をとりたいです!」と坪井杜氏。
農業一筋、半世紀以上「当時、長男が東京の大学に行くなんて反対されましてねえ」。今は250aを奥様と2人でこなします。
奥様がスイカを持ってきてくださいました。伯耆のスイカ。おいしかったこと〜!
そして山西さんが栽培しているのは米だけではありません。
大麦も!!!
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